心のお洗濯【メンタルヘルス】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

一般的に
“心の洗濯”というと、
休息することや
余暇を楽しんで
リフレッシュすること
を意味しています。
 
 
しかし、
気になることを
そのままにしておいたら、
本当の意味でリフレッシュ
することができません。
 
 
“心の洗濯”をするならば、
気になることにも
適切に対処して、
気分を新たにすることが
重要なのでは
ないでしょうか。
 
 
洋服が汚れたら、
気になる部分の
汚れが落ちるように
適切に洗えば
きれいになって
再び気持ち良く
着ることができます。
 

 
 
私たちの心も、
これと同じです。
 
 
日常生活を
営んでいると、
洋服の汚れのように
気になること
出てくるものです。
 
 
例えばそれは、
次のようなもの
かもしれません。
 
 
■自己嫌悪
 
 
■後悔
 
 
■嫉妬
 
 
■怒り
 
 
■憂い
 
 
■不安
 
 
これらは、
することが多くて
忙しかったり、
モノゴトが思うように
いかなかったり、
負荷がかかり過ぎた時に
心の中に浮き出て
くるものです。
 
 
その一方でこれらは、
一生懸命に取り組んだり、
あきらめずに前に向かって
進もうとするからこそ
湧き出る気持ちと
言うことができます。
 
 
“心の洗濯”をする際には、
そうした気持ちを
大切にしながらも、
気になる部分を
適切に取り扱って、
気持ちを整えるように
したいものです。
 
 
そのためには、
次のようなことが
有益と考えられます。
 
 
◎ありのままの現状を受け入れる
 
 
◎目的やありたい姿を思い描く
 
 
◎求めているものを明確にする
 
 
◎自分がコントロールできるものと
 できないものを仕分ける
 
 
◎新しい情報を得る
 
 
◎実行可能なもので、
 すぐにできることを見つける
 
 
◎信頼できる人に相談する
 
 
このようにすることで、
気持ちを新たにして
活動することが
可能になります。
 
 
洋服の汚れは、
それを着て
活動した証です。
 
 
ですから、
汚れないように
しようとするよりも、
汚れたら適切に洗って
汚れを落とすことに
意識を向けた方が
のびのびと活動できます。



 
 
私たちの心も、
これと同じです。

 
活動すれば、
気になること
生まれるものです。
 
 
そうしたことが
起こらないように
意識しすぎることなく、
気になる気持ちが生じたら、
適切に“心の洗濯”をして、
のびのびと活動できるよう
心を整えたいものです。

 
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