哀れみの感情【セルフコントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

哀れみの感情は、
人間らしさを
生み出す感情と、
いうことができます。
 
 
哀れみの感情を持つことで、
相手の立場を慮ることが
できるようになります。
 
 
哀れみの感情を持つことで、
相手の心中を察することが
できるようになります。
 
 
哀れみの感情を持つことで、
相手の必要を感じ取ることが
できるようになります。
 
 
哀れみの感情は、
人と人とが
傷ついた時に
寄り添い合い、
慰めを与え合い、
助け合うために
与えられている
とても大切な感情と
言えるでしょう。
 
 
哀れみの感情は、
自分以外の誰かに
向けられる時には、
意味ある行動を
生み出します。
 
 
しかし、
自分自身に
向けられる時には、
注意が必要です。
 
 
自らを哀れむようになると、
自己統制感が低下し、
無力感を生み出し、
他者との関わりを避ける
ようになっていくからです。
 
 
自らを哀れんでいると、
状況は好転せずに
希望が描けなく
なっていきます。
 
 
そうなると
益々悲観的になり、
自己憐憫に浸るといった
悪循環に陥っていきます。
 
 
そうならないよう、
注意が必要です。
 
 
哀れみの感情は、
自己に向かうのでなく、
他者に向かう時に
意味ある行動を
生み出します。
 
 
他者に対して
哀れみの感情が
湧いてきた時には、
同情するのではなく、
支援のための
具体策を考えること
 
 
自分に対して
哀れみの感情が
湧いてきたときには、
自己憐憫に浸るのでなく、
自らを助けることに
エネルギーを使うこと
 
 
こうすることによって、
哀れみの感情の真価が
発揮されるのでは
ないでしょうか。
 
 
哀れみの感情は、
人間らしさを
生み出す感情と、
いうことができます。
 
 
その感情の意味を理解し、
活かすことができるように
なりたいものです。
 
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