期待メーター・ゆとりメーター(3/5)【メンタルオーガナイズ】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

「期待メーター」
表している3つの領域は、
次のような特徴を
持っています。
 
 
一つ目の
“不足領域”は、
自分や他者や状況に
期待しない状態を
表すものです。
 
 
したがって、
期待がはずれて
不快になることは
ありません。
 
 
しかし、
期待しないということは、
自分のことを省みなくなり、
他者への関心は無くなり、
状況に対しては
あきらめムードを
生み出します。
 
 
自分や他者や
状況に期待しない
“不足領域””が続くと、
モチベーションが低下し、
無気力状態となると
考えられます。
 
 
二つ目の
“最適領域”とは、
自分や他者や状況に
向けられる期待が
重すぎることなく、
ほどよい状態を
表すものです。
 
 
自分に対する期待が
“最適領域”であれば、
活力が湧いてきます。
 
 
他者に対する期待が
“最適領域”の場合は、
信頼と尊敬が育まれ、
絆が強まるでしょう。
 
 
状況に対する期待が
“最適領域”であれば、
冷静な判断が可能になり、
現実的な展望を
思い描くことが
可能となるでしょう。
 
 
三つ目の
“過剰領域”は、
自分や他者や状況に
向けられる期待が
現状に比べて大きすぎて
ギャップが激しい状態を
表すものです。
 
 
過剰な期待が
自分に向けられれば、
その重圧に苦しむ
ことになります。
 
 
他者に向けられれば、
その期待によって、
関係を破壊してしまう
ことがあります。
 
 
状況に向けられれば、
誇大妄想に囚われて、
破滅的な方向に
進んでしまうかもしれません。
 
 
また、
期待の"あて"
外れやすくなり、
イライラも増えるでしょう。
 
 
このように、
自分の「期待メーター」
どのレベルに相当するのか
ということを知ることは、
セルフコントロールをする上で
とても大切なことと
言えるでしょう。
 
つづく…
 
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2016年 10月30日(日)13:30-16:30
 
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