強さとは、
どういうことを
意味するのでしょう?
何が起きたとしても、
揺らぐことない、
信念を持っている
ということでしょうか?
困難があっても、
動じることのない、
精神力を持っている
ということでしょうか?
障害があっても、
挫けることのない
意思を持っている
ということでしょうか?
確かに、
このような人は、
強く見えるかも
しれません。
しかし、
こうした強さは
弾力性が乏しく、
加わり続ける負荷を、
すべて受け止め
続けることになります。
その結果、
ある時突然
その負荷に
耐えられなくなり、
心が折れて
燃え尽きたように
なってしまいます。
そうはならない
真の強さとは、
一体どんな
ものなのでしょう。
強さと弱さは、
表裏一体の
関係にあります。
強くあるためには、
弱さを受け入れることが
求められます。
自分の弱さを
受け入れている人は、
知らないことや
できないことに対して
謙虚になることが
できます。
謙虚になれると、
新しい知識や
新しい技能を
学びやすくなります。
また、
そのような人の元には、
喜んで知識を
与えてくれる人や
技術を教えてくれる人が
集まってきます。
その結果、
漸進的な成長が見られ、
弾力性のある強さを
身に付けることができます。
強さと弱さは、
表裏一体です。
真の強さとは、
自分の強さに驕ることなく、
自分の弱さも受け入れて、
他者と相補関係を築くこと、
と言えるのではないでしょうか。
※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。
神栄カウンセリングセンター
のHP