改善の機会を与える(後編)【親子関係】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

子どもが、
ルールを守らなかったり、
他の人に迷惑をかけた時には、
安易に罰を与えるよりも、
改善の機会を与える方が
良いでしょう。


子どもが
ルールを破った時には、
「どうしてこのルールが必要なのだと思う?」
「どのように改善出来る?」など質問して、
納得いく答えが出るまで
考えてもらいましょう。


人に迷惑をかけてしまった時には、
「相手は、どのように感じたと思う?」
「同じことを繰り返さないためには、
 どうすれば良いと思う?」
などと質問をして、
より良い行動をしっかりと、
考えてもらいましょう。


このように
改善の機会を提供して、
子どもが自ら考え、
自ら行動できるよう
支援していけば、
自律性が育まれていきます。


罰は抑制的な対応であり、
改善は開放的な対応です。


伸び伸びと、
自律性溢れる子育てを
志すのであれば、
安易に罰するのでなく、
改善の機会を与えるよう
工夫するのが
賢明と言えるでしょう。

※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

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