不快感情に対処する【セルフコントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

ウェルビーイングのおすそわけ

心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

不快な感情というのは、
とても嫌なものです。


できることなら、
不快感情ではなく、
常に快適な状態で
いたいものです。


しかし、
私たちが生きていく上で、
不快な感情を
無くすことは
できません。


私たちにできることは、
不快感情に上手に
対処する技術を
身に付けることです。


では具体的に、
不快な感情に対して、
どのように対処すれば
良いのでしょうか?


例えば、
次に挙げる4つは、
不快感情の対処行動として
効果的と考えられます。

-------------------------------

1.直接対処する


不快感情とは、
求めているものが
得られていない時に
感じるものです。


求めるものを
得るために努力し、
達成することが
不快感情に対する
直接的な対処になります。


2.不快な時間を短くす


気掛かりなことがあると、
不快感情が継続します。


それをそのまま
放置しておくことは、
不快感情を長引かせる
ことになります。


気掛かりなことに
すぐに取り組んで
済ませてしまえば、
不快感情を短く出来ます。


3.不快感情に浸らない


不快感情の時に、
そのことをずっと
考え続けていると、
不快感情に
浸ることになります。


そのような時には、
目の前のすべきこと、
したいと思っていたこと、
気分を変えるために
役立つと思えることなどを
行うようにしましょう。


そうすることで、
一過的にかもしれませんが
不快感情から抜け出して
自らのコントロールを
取り戻すことが出来ます。


4.意味を見出す


「不快感情は嫌なもの」
と考えていると、
不快感情は増強します。


「不快感情から学べることがある」
と考えることができたなら、
不快感情を単なる苦痛ではなく、
成長をもたらす痛みに
変化させることが
できるでしょう。

-------------------------------


私たちが生きていく上で、
不快感情は無くすことは
できません。


であるならば、
不快感情に
上手に対処する技術を
身につけたいものです。


※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

ペタしてね

神栄カウンセリングセンター のHP