時に期待と不安が
入り交じった
複雑な気持ちに
なることがあります。
あることを願う反面、
それが叶わなかった時のことが
気になったりします。
あることを当てにする反面、
当てが外れた時のことが
気掛かりだったりします。
あることを待ち望む反面、
そうならなかった時のことが
悩ましく感じられたりします。
だからこそ私たちは、
願いを叶えるために準備し、
当てが外れた時に備え、
待ち望んでいる時間を
有効に活用しようと
試みるのでしょう。
期待の裏にある不安は、
ある時には求めるものを
実現させるための
促進剤のような
働きをします。
またある時には、
期待が実現しなかった時の
保証的な役割を
担ったりします。
ですから、
期待と不安が
入り交じるような時には、
それを無理に追い払おう
とするのではなく、
真摯に受け止め、
その意味を理解し、
周到な計画を立てるよう
意識したいものです。
※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。
神栄カウンセリングセンター のHP