家族療法〜システムアプローチ〜【カウンセリング】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

3/1、2の二日間をかけて、
日本カウンセリング学会静岡県支部発足後、
はじめての研修が開催されました。





タイトルは、
「家族療法ー家族心理面接と体験実習ー」


家族療法の大家である、
国際医療福祉大学大学院教授
東京大学名誉教授の
亀口憲治先生に
講義をご担当いただきました。


亀口先生は、
ユーモアと創造性に溢れ、
和やかでリラックスした
雰囲気の中で
家族療法のエッセンスが
理解出来るように
指導して下さいました。


家族療法は、
起きている問題に
目を奪われるのでなく、
それをシステムとしてとらえ、
より良い変化を起こすための
支援を行っていく点に
特徴があります。


今回、
特に興味深かったのは、
亀口先生が開発された
2つの技法でした。


1つは、
超軽量粘土を用いた
「粘土創話法」





もう1つは、
ヒモを用いて
お互いの関係性や
距離を振り返る
アクティビティでした。





ロールプレイでは、
家族面談を想定し、
これらの技法を
どのように応用するのか、
体験することが
出来ました。


システムズアプローチは、
問題を個と集団の
両面から包括的に捉え、
統合的に支援する
技法です。


そのため、
家族だけでなく、
組織や地域など
様々な場面で
活用が可能です。


きっと、
これから益々、
社会から求められ、
用いられていく
ことでしょう。

※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

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