自己認識力を高めよう【選択理論心理学】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

自己認識力とは、
自分を客観視する
能力のことと言えます。


自己認識力は、
物事を判断したり、
選択したり、
決断する時に作用し、
セルフコントロールに
大きな影響をもたらします。


自己認識力の高い人は、
仮に困難なことがあっても、
それに翻弄されることなく、
上手に乗り越えることが
出来るでしょう。


しかし、
自己認識力の低い人は、
困難なことがあると
自分を見失い、
状況にコントロール
されるように
なってしまいます。


選択理論心理学で
考えるならば、
次の四つの要素に注目すると、
自己認識力を高めるのに
役立つと考えられます。


1.基本的欲求(愛・所属、力、自由、楽しみ、生存)

「今、自分は5つの欲求中で、
 どの欲求が満たされ、どの欲求が満たされていないのか?」



2.上質世界(願望)


「自分が求めているのは何か?」

「自分が大切にしていることはどんなことか?」

「優先したいことは何か?」



3.知覚のシステム


「何に注目しているのか?」

「状況をどのように捉えているのか?」

「現状をどう意味付けているのか?」



4.全行動


「何をしているのか?」

「どんなことを考えているのか?」

「どんな感情なのか?」

「その感情に意味があるとすれば、どのようなものか?」

「どんな体調か?」

「その体調が伝えようとしていることは何か?」



自己認識力は、
人生を逞しく
生きるために
必要な能力です。


上記に挙げた
4つの要素を意識して、
自己認識力を高めるよう
努力したいものです。


※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

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