ゲシュタルト療法から
生まれた技法です。
その方法は、
とてもシンプルで、
文字通り目の前に
「空のイス」を用意し、
そのイスを用いることで
物事を多角的に
捉えられるように
支援します。
ある人には、
「空のイス」に
座ってもらい、
別の人になり変わって、
ある状況について
話していただくことが
出来ます。
またある人には、
「空のイス」に
座ってもらい、
自分とは別の立場から
ある状況について
語っていただくことが
出来ます。
こうすることで、
自分とは異なる
別の視点から物事を
捉えられるようになり、
新たな気づきを得たり、
特定の相手との
適当な距離感が
理解出来たりします。
エンプティチェアは、
応用性のある
有益な技法です。
アマゾン・ドットコムの
創業者ジェフ・ベゾスは、
重要なミーティングの際、
幹部やマーケティングの達人、
ソフトウェア担当者の傍らに
誰も座らない椅子を一脚用意し、
ここに顧客が座っていると想定して、
進行するといった方法を実践して
いるそうです。
これも
見方によっては、
エンプティチェアのような
効果があると
言えるでしょう。
解決困難な問題に
頭を悩ますような時には、
エンプティチェアを
活用してはいかがでしょう。
そうすることで、
視野が広がり
ブレイクスルー
出来るかもしれません。
※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。
神栄カウンセリングセンター のHP