正義と争い（前編）【外的コントロール】

正義の取り扱いには、
充分に注意したいものです。

正義を
自分に対して
適用する場合には、
大きな問題は
ないかもしれません。

しかし、
人に向けられる時、
様々な問題が
起こりやすくなります。

正義とは、
とても崇高で
まぶしいものです。

そのため、
正義を注視すると
そのまぶしさがゆえに
普段は見えているものが、
見えなくなってしまいます。

それは、
相手の気持ち
かもしれません。

周囲への影響
かもしれません。

自分の行動の結果
かもしれません。

正義を無理に
貫こうとする時、
こうしたものが
見えなくなり、
批判と争いが
巻き起こります。

その結果、
あとに残るものは、
輝かしい勝利ではなく、
大きな傷跡となるでしょう。

…つづく

※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。