アドバイスの注意点【コミュニケーション】 | ウェルビーイングのおすそわけ

ウェルビーイングのおすそわけ

心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

あなたは、
誰かにアドバイスを
することがありますか?


アドバイスには、
タイミングが必要です。


アドバイスをするのに
良いタイミングとは、
相手がアドバイスを
受け取る準備が
出来ている時です。


受け取る準備のない時に
アドバイスをすると
それは単なる批判と
取られてしまいます。


批判されたと
感じた相手は防衛的になり、
せっかくのアドバイスに
耳を傾けなくなるでしょう。


そうなると
アドバイスした方も
不快な気分になり、
関係がギクシャクしていきます。


こうならないためには、
相手がアドバイスを
受け取る準備が
整っているのかを
確認するのが賢明です。


例えば、
次のような質問をすると
良いでしょう。


「何か困っていることはある?」


「いいアイデアがあるけど聞きたい?」


「私に手助けして欲しいことはある?」


こうすることで、
相手がアドバイスを
受け取る準備があるかどうかを
確認することが出来ます。


受け取る準備が
出来ていない相手に
アドバイスをするのは、
まるで構えていない相手に
ボールを投げるようなものです。


それでは、
相手にボールは
渡りません。



相手の受け取る準備を
確認してから投げれば、
ボール上手
受け取ってもらえます。


アドバイスをする時にも、
これと同じです。


アドバイスをする際は、
相手の受け取る準備
確認してから行うように
したいものです。


※東日本大震災からの一日も早い
 復旧と復興を心よりお祈りしています。

ペタしてね


神栄カウンセリングセンター
のHP