葛藤を感じる時には…【セルフコントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

人生は、
選択の連続です。


目的や優先順位が

はっきりしていれば、
選択するのは、
それほど難しいことでは
ないでしょう。


しかし、

目的が不明確だったり、
優先順位がつけられないような時には、
どうすれば良いのでしょう?


精神科医のハリントン博士は、

次のような対処法を教えています。


「何をしてよいか分からない時には、
 
 可能であるならどちらの方向にも
 進まないで何もしないことだ」



消極的な感じが

するかもしれませんが、
時間が経つにつれて、
何を選択しなければならないかが
明らかになることというのは、
ままあるものです。


また、選択理論の提唱者である

ウイリアム・グラッサー博士は、
次のようなことを言っています。


「葛藤を生き抜く方法は、
 
 自分1人で出来ることに
 焦点を合わせることである」



他の人の行動に依存して

葛藤を解決しようとすると、
コントロールを失うことになります。


そうなると、

更なる苦悩を
生み出しかねません。


私たちが

直接コントロール出来るのは、
自分の行動だけです。


葛藤しつつも、

自分一人で出来ることを
探してみましょう。


葛藤は、

悩ましいものですが、
その過程で得られるものも
多いように思います。


人生は、

選択の連続です。


仮に葛藤を

感じることがあったとしても、
それを受け入れ、
より良い選択を
見出したいものです。


※東日本大震災からの一日も早い
 復旧と復興を心よりお祈りしています。

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