相手の言葉に注目することは
大切なことです。
しかし同時に、
相手の言葉のみに
囚われることがないよう
注意したいものです。
私たちは言葉によって
相手を理解することが出来ますが、
言葉によって混乱したり、
誤解することもあります。
言葉は、
情報のやり取りには
秀でていますが、
気持ちのやり取りについては、
慎重さが必要です。
人は嬉しいのに、
素直に言葉にせずに
別の表現を用いることが
あります。
興味があるのに、
興味がないと言って
関心のない素振りを
見せることがあります。
不安な時に、
平気だと言って
気丈に振る舞うことが
あります。
言葉の中に、
その人の本当の気持ちが
表されているとは
限らないということを
覚えておきましょう。
コミュニケーションにおいて
本当に重要なことは、
相手の発する言葉を
理解することではなく、
言葉の背後にある
意図を察することにあります。
相手が望んでいるのは、
どのようなものなのでしょう?
相手がしたいと
考えていることは、
どんなことなのでしょう?
相手が伝えたいのは、
どのような思いなのでしょう?
相手が口にする言葉を
理解しようとするだけでなく、
その言葉の背後に
どのような意図があるのか
意識を向けましょう。
そうすれば、
より的確なコミュニケーションを
取ることが出来るでしょう。
※東日本大震災からの一日も早い
復旧と復興を心よりお祈りしています。
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