3方向から考える【リアリティセラピー】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

人間関係の問題を
解決しようとする時には、
問題を3方向から観て
考えるようにしたいものです。


まずは、
問題を訴えている
当事者の視点に立って、
問題に感じることは何か、
何が得たいと思っているのかを
観察しましょう。


次に、
問題となっている
相手方の視点に立って、
問題に感じるであろうことは何か、
何が得たいと考えているのだろうかと
推察しましょう。


そして、
問題を俯瞰して、
お互いの関係という視点に立って、
実質的な問題は何か、
お互いの関係のために
有益なことは何かを
検討しましょう。


そうすることで、
問題が整理されて、
何から手をつければ良いのかが
見やすくなっていきます。


人間関係の問題は、
一方向から考えるのは
賢明なことではありません。


少なくとも、
当事者、相手、
お互いの関係の
3方向から考えて、
解決策を検討するよう
心掛けたいものです。


※東日本大震災からの一日も早い
 復旧と復興を心よりお祈りしています。

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