選択理論を学んでいる人たちは、
外的コントロールを手放そうと
取り組んでいます。
その理由は、
外的コントロールを使っていると、
人間関係で問題が起こるからです。
さて、
この人間関係に害をもたらす
外的コントロールとは、
どのようなものなのでしょうか?
Dr.グラッサーは、
2001年8月5日の来日講演の際に、
外的コントロールを
次のように説明されました。
「人を外側からコントロールしようとすること、
また他の人が私をコントロールできるという考えも含まれる」
その表れは、
次の挙げる致命的7つの習慣に
見ることが出来ます。
◆文句をいう
◆脅す
◆責める
◆罰する
◆批判する
◆褒美でつる
◆ガミガミ言う
致命的7つの習慣は、
外的コントロールを
例示したものですが、
これらの行動を続けていると
人間関係が壊れていくのは明白です。
天災や経済状況の困窮や
感染症などの疾病を除けば、
私たちが日常生活で
感じる悩みのほとんどに
人間関係が何らかの影響を
もたらしていると
言えるのではないでしょうか。
親子関係、夫婦関係、
義理の人間関係、
職場の人間関係、
近所付き合い…。
もし、
これらの関係が
良好であったなら、
毎日を心地良く
生活できるでしょう。
そのための一つの課題は、
外的コントロールを手放すことと
言えるでしよう。
※東日本大震災からの一日も早い
復旧と復興を心よりお祈りしています。
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