より良い方法を考える【親子関係】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

多くの親は、
子どもの失敗を
目の当たりにすると、
同じ過ちを繰り返して
欲しくないという思いから、
「なぜそんなことをしたのか」、
「なぜうまく出来ないのか」などと、
子どもに反省を促しがちです。


物事の原理を知るために
失敗を振り返ることは
大切なことです。


しかし、
反省すれば同じ過ちを
繰り返さずに済むかと言えば、
そうとは限りません。


同じ過ちを
繰り返さないためには、
より良い方法を考えてもらい、
実際に行ってもらうことが重要です。


そのためには、
より良い方法に
目を向けることが
求められます。


例えば、
「今度は、どうするの?」
「別の方法は考えられる?」
「どんな方法が役立つと思う?」
などと質問することが出来ます。


全くアイデアが出ない場合には、
「こんなやり方もあるよね」と
モデルを示すことも出来ます。


こうすることで、
別の結果を得る方法を理解し、
習得することが
出来るようになるでしょう。


同じ過ちを
繰り返さないためには、
単に反省するよりも
より良い行動を
身に付けることが重要です。


子どもが失敗をした時には、
より良い行動を考えられるような
支援を心掛けたいものです。


※東日本大震災からの一日も早い
 復旧と復興を心よりお祈りしています。

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