鬼は外、福は内【外的コントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

節分には、
一般的に「鬼は外、福は内」
というかけ声と共に、
豆をまく習慣があります。


これは、
古来季節の変わり目には
邪気が生じると
考えられていたため、
それを追い払うために
執り行われてきた行事です。


節分とは、
直接関係はありませんが、
人間関係においても
「鬼は外、福は内」と
覚えておくと良いと思います。


相手を
自分のどおりにさせようとして、
「文句を言う」、「脅す」、
「責める」、「罰する」、
「批判する」、「褒美でつる」、
「ガミガミ言う」などの
外的コントロールの行動をとると、
そこに邪気が入り込みます。


その結果、
その関係は脆くなり、
やがて断絶することに
なります。


しかし、
相手と自分の違いを認め、
「耳を傾ける」、「励ます」、
「尊重する」、「受け入れる」、
「信頼を育む」、「支援する」、
違いを話し合う」などの
内的コントロールの行動を実践すると、
その関係には祝福されたものになります。


その結果、
お互いの理解が深まり、
絆は強まっていきます。


「邪気は外的コントロールを好み、
祝福は内的コントロールに訪れる」


このように、
人間関係においても
「鬼は外、福は内」と
覚えておきたいものです。


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