低い知覚で対処する【リアリティセラピー】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

リアリティセラピーでは、
苦情に対処する際に、
物事を低い知覚で見ることを
勧めています。


低い知覚とは、
物事を捉える時に
自分の価値判断を加えずに
できるだけありのままの状態を
観察することです。


逆に高い知覚とは、
自分の価値判断を加え、
現実に意味付けをして
観察することです。


善と悪か、
得か損か、
勝ちか負けか、
効果的か非効果的か、
正しいか間違っているか…など、
現実に対して意味付けをするのが
高い知覚です。


苦情に対処する時に、
高い知覚で見ると
ついつい感情的になり、
対立が生まれ、
調整が困難となり、
関係が悪化しやすくなります。


ですから、
冷静に事態を観察するために
低い知覚で物事を捉えるように
心掛けるのが役立ちます。


低い知覚で観察し、
ありのままを受け入れれば、
他人と争わなくてすむでしょう。


ありのままを受け入れれば、
新しい一歩が踏み出しやすく
なるでしょう。


ありのままを受け入れれば、
歩み寄りのポイントが
探しやすくなるでしょう。


苦情に対処する際には、
低い知覚で観察するように
心掛けましょう。


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