私たちが問題を抱える時には、
常に過去ではなく、
現在の問題として捉えます。
その上で生活の中で
満たされていないものが
何であるのかを考えます。
人によっては、
問題は過去の出来事に
起因していると
感じることが
あるかもしれません。
しかし、
苦痛から解放され、
幸せになることを
求めるのであれば、
過去に原因を探すよりも
現在に道を探すことが
有益だと考えます。
過去に起きた出来事は、
現在に至る私たち自身の
歴史の一部です。
それが、
良いものであれ、
悪いものであれ、
その歴史を変えることは
出来ません。
ただ、私たちが
その歴史から何かを学び、
現在求めるものを得るために
役立てるのであれば、
過去は意味あるものに
変わるでしょう。
一般的に、
歴史を変えると言う時には、
これまでとは違う方法を
とることを意味します。
同じように、
過去を変えるということは、
これまでとは違う行動を
現在とることと言えるのです。
「過去ではなく、現在に焦点を合わせる」
これは問題を解決する上で、
とても重要なことなのです。
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