「しない」より、「する」計画(前編)【リアリティセラピー】 | ウェルビーイングのおすそわけ

ウェルビーイングのおすそわけ

心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

私たちの脳は、
「しない」ことよりも、
「する」ことを実行するのが得意です。


ですから、
改善計画を立てる時には、
「しない」計画ではなく、
「する」計画を立てることが肝要です。


例えば、次のことをやってみて下さい。


「今から30秒、ツバを飲み込まないで下さい」

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・
        
        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・
そして、続けてこう言われたらどうでしょう?

「梅干しを想像しないで下さい」

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・
        
        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・

        ・
どうですか?


ツバを飲み込まないよう・・・
と意識すると
ツバを飲み込みたくなりませんか?


梅干しを想像しないで・・・
と言われた瞬間に
梅干しを想像しませんでしたか?



これは、
抑制の逆説的効果
と呼ばれるものです。


…つづく