悔いず知らんぷり | 日々点描

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笑え、俺

 嫌がることをするのは、洩れなくハラスメントなんだろう。関係ねぇ奴までハラスメントだと拳を振り上げて絶叫しながらぶっ叩きたいのだろう。

 

 この度の、突然の結婚宣言。

 発言や状況から見て、お相手を公開したくないのは明らかであるし、傍目にも素性を知られてろくなことにならないだろう予想はつく。ましてや公開する義務も責任もない。

 つまり、本人としては探られることがずげぇ嫌なのである。

 

 だから、素性を探ろうとして知人縁者から最悪本人にまで突撃するのは、どこからど~みても明確なマスコミハラスメントだし、何かを掴んでスクープとか称して報道した奴は、この社会ではクズとして吊るし上げられるべき存在と言える。

 

 そしてもし、そんな報道が出た際に我先に飛びつき見たがり知りたがる聴衆が居るとしたら、そいつらも当然セカンドレイプの片棒担ぐ同罪である。

 雑誌とか報道ばかりが悪いのではない。興味最優先の野次馬相手に記事が売れて金になるから、報道のクズどもは調べて晒すのだ。

 世の、承認欲の権化と成果て物言わずにいられない発言者は、このハラスメントが発生した場合には発行会社から記事書く個人名まできっちり調べ上げて、徹底的に袋叩きにすることをお奨めする。だって奴らは、他人の嫌がることを平然とやってることは間違いないのだ。

 世間から吊るし上げられて、殊勝に頭を下げる“雑誌記者”というのを、見たことがないのがこの歪んだ社会の正体かもしれない。

 

 重箱の隅を突く如く各種ハラを穿りわめき散らす者ほど、この件は知らん振りせねばいかんのだ。