1日制は先手番も後手番も17-5。

 

[ 藤井vs伊藤匠 at a glance ]

・ レーティング:藤井2103 (1) vs 伊藤匠1887 (3)

・ 期待勝率:77.6%

・ 直接対決:藤井12勝2敗(藤井先手6-1 / 藤井後手6-1)

・ 直近10局:藤井7-3 / 伊藤匠5-5

 

[ 戦型 ]

伊藤先手=相掛かりか角換わりですが、最近は角換わりを指向。

藤井先手vs匠は全局、角換わり腰掛銀。

まっすー!

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これは棋聖戦②の前日インタビュー。
この時点ですでに叡王戦についてのコメントが出ています。
心強いですね!
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8:50 : 藤井入室!
8:57 : 歩が3枚! よっしゃあああああ!!!!!! どおおりゃああああ!!!
対局開始!
初手お茶。
角換わり確定。
9:17 : 伊藤、右玉!
9:27 : 藤井は腰掛銀。
9:31 : 藤井玉、穴熊の位置に。
後手の右玉に対して先手穴熊の構図は、叡王戦④の逆ですね。
9:39 : 伊藤52手目は3五歩。桂頭のたたかい。
→ 9:42 : 藤井は最善の4五歩。
9:49 : ん? 匠58手目、4九角打。4八金じゃなくて5六角打で受けるんですか。。
10:04 : 藤井は5六角打で対応。約16分使いました。互角+123
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10:17 : 伊藤の考慮も10分を超える。ほっとしますね、"時間的"に。
10:35 : まっすー! 「ここで後手の研究がはずれた気がしますね。」
伊藤匠の考慮が30分を超える。
→ 10:38 : 結局33分使って(最善の3六歩ではない)5五歩。互角+135
11:24 : 伊藤62手目、またまた38分使って3六歩。互角+163
11:59 : 昼休1分前。研究で時間差+1時間と、理想的な展開! 互角+22
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13:04 : 昼休明け、藤井はすぐには指しません。
→ 13:06 : Abema最善の5九金!
13:15 : 飛車金両取りをかけられる筋を見せながらの攻め。棋聖戦②でも出てきましたね、このパターン。互角+1
13:30 : 藤井77手目の最善は銀タダ捨ての6六銀! この組み立て、桂をタダ捨てした棋聖戦②と似てるなあ。。
13:34 : 6六銀、キターーー!!!
13:55 : 伊藤の度重なる長考で、時間差は1時間半! 藤井の10分超えはまだ2回しかありません(60手目の16分と昼休またぎの18分)。てことは、まだ研究か?
14:45 : 藤井の攻め、発動。局面は終盤戦へ! 互角-41
→14:57 : 伊藤、非最善の同金! 互角+216
15:00 : 午後のおやつ。評価値は藤井寄り。

15:03 : 藤井の次手は6六飛一択。王手で両取りを解除する味のいい手。

15:11 : 6六飛!!! 互角+255

15:15 : 先手有利+547!!!

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15:53 : 藤井93手目、最善の拠点づくり。6五歩打。先手有利+741

15:58 : 藤井97手目は4六銀打! 最善ラッシュ! 普通に100%の仕上がりやん!

先手優勢+935!

16:31 : 藤井、銀を逃げる! 先手有利+425

16:50 : 残り時間が並ぶ! 先手有利+488

17:13 : 藤井107手目=同歩で一気に互角。。。互角-38

17:33 : 藤井、1分将棋に。。

18:11 : 藤井、絶体絶命!

18:32 : 藤井投了。まさかの結末に。

 

 

タイトルを獲られるとしたら藤井の不調だと思ってましたが、本当にあるんですね。

 

「時間の価値」も数値化されると思います。近い将来。

 

 

 

「5三銀から5二銀の形を読んでいなかった。」

「終盤のミスがあった。」

「チェスクロックの時間の使い方は課題だと思っていた。」

全部わかっていたのに。。。

 

 

 

 

 

 

出所はこの記事です↓

 

 

【独自取材】初めて“カド番”に追い込まれた藤井八冠、最終局面・叡王戦を永瀬拓矢九段が分析|中京テレビNEWS NNN (ntv.co.jp)

 

なぜ永瀬なのか。それは。。。

 

 

その永瀬、藤井が伊藤匠に2敗した理由を。。

相手は関係なく」、藤井が「最も良い手を指せていない」からと分析。

要するに、「藤井が勝手にこけた」ということですね。

 

藤井本人も認める不調(以下参照)。

不調の原因については(天彦も言ってましたが)「常に変化を求める藤井の(一時的な)混乱状態」と推測。

 

敗北の原因が藤井側にある以上、第5局の勝敗も藤井次第。

 

 

伊藤自身もうまく指したわけでもないのに2勝したことに戸惑っているのでは。」

 

思い切りよくいきましたね~。

永瀬のこういうところ、好きです。

かなり言いにくいと思いますけど。普通は。

 

 

藤井が修正できれば、藤井の勝ち。

これが(はっきり書いてはいませんが)永瀬の結論です。

 

藤井の不調(=固め負け)は5月19日の名人戦④で終了。

その後の4連勝が「藤井の修正の完了」の証左である、というのが僕の予想。

 

藤井の「固め負け」:2024年度版 | データでみる藤井聡太 (ameblo.jp)

 

先手番であろうと後手番になろうと、明日は藤井の快勝譜が見られると思います。

 

 

 

 

 

 

It's So-Time!!  今週はタイトル戦が2局。

 

 

棋聖戦②は藤井の先手番。後手山崎の戦型選択に注目。

向かい飛車でしたね。でも藤井くん、対振り飛車の勝率高いんだけどなー。。

 

 

6月18日(火)

まっすーのA級デビュー戦。

後手菅井の袖飛車不発。まっすー、初のA級で白星発進。

 

 

6月19日(水)

A級順位戦:両方名古屋対局ですね。

豊島、痛い初戦の逆転負け。終盤が。。

後手稲葉、飛車を振りましたが。。千田の完勝。

 

 

そして! 今週のクライマックス!! 振り駒から大注目です!!!

 

 

6月21日(金)

A級順位戦:今期3連敗スタートからの3連勝(全部王位リーグ)のなべ。

王位戦①は7月6-7日@名古屋。

新人王戦:"兄弟子"は、山下数毅三段を下した服部と対戦。勝てばベスト8。

 

 

 

 

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