実験を試みた
米国CROWN社パテントによるPZMの素晴らしさは誰もが認めるところです。
このコロンブスの卵のようなアイデアを私(Shin)は追認実験として試みました。
皆様におかれましては個人的な実験とし、この知的財産および登録商標を犯すことなく同社の成果に敬意をはらってこの実験と向き合ってださい。
また、米CROWN社の了解なしに実験製作物を第三者に販売・貸与することは米国の関連法により有償・無償問わず一切認められません、厳重にご注意ください。
舞台床面にマイクを向けると 想像以上にイイ音が録れたりする。
マイクロホンを床に向けたまま一定以上床(反射面)に近づいていくとマイクの感度は上昇していく、反射面スレスレまでECMカプセルを近づけてみた。
一般的な半球前方指向性バウンダリー及び「半球指向性バウンダリーマイクとはあきらかに異なる動作をしているのが何となく分かる。
マイクカプセルの半径未満まで近づけると無指向性マイクはいままでとは全く違った表情を見せる、そう、きれいな「半球形」の指向性を見せ、素晴らしく音の整った高感度のマイクとなる。空間の大きささえ感じさせるデリケートさも加わる。
≪反射物による音の違いは顕著だ≫
木版に黒壁紙を張った反射板
裏はコルク張りだ。
反射板表面の材質によって大きく音質が異なり、コルク面の音が個人的には良いと思う。
※金属版、木板、アクリル板、木版に壁クロス張り・布張り、木板に紙を1枚置いた。
特に金属板を使った場合、高域は延びるが「鳴き」が発生するのでデッドニングが必須となる。
※反射板材質、表面仕上げ、によってここまで挑戦が出来るのはいまどき実に貴重といえる。
※反射板と切り離せば何と、厚みがたった7mmの極薄バウンダリーマイクとなる。
一般の半球形指向性バウンダリーと異なりマイクカプセルを正面に向けず、反射板に向け、カプセル径の半分以下まで反射板に近づけています。
おそらくマイクカプセルに入る直接音と反射音が事実上同相で加わるのだろうと思う。
実験して感じたのは・・・・
空間に置けば無指向性カプセルを使った優れた180度指向性マイクになる。
したがってあきらかにPA用途として使えるマイクになる。
譜面台に置きPAセッティングしてみた、結果は良好
モニタSPは角度を付けずマイクの真裏が最もハウリングを避けられた。
Shinさんのところには三線の譜面(工工四=クンクンシー)しかないですが。
この反射板(200×200)はデカくて邪魔だ、100×100程度以下かな、いやそもそも譜面台にでっかいマイクそのものが邪魔だ。
(実験試作回路)
(この回路、すっかりおなじみになりましたね)
でもこの回路、ながめていても「なんか変」でしょ。
卓のHA部・ファンタム送出回路まで含めてはじめて差動AMPが構成されます、
あらためて特集しましょう。
今回の記事は今後も書き換える可能性があります。
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