※ この記事は公開から13年以上経過していることにご留意ください。
2024年1月追記
3月11日の未曾有の震災によって被害を受けられた皆様とご家族に心よりお見舞い申し上げます。
震災から1週間たち、多くの尊い命が奪われ、被災地の皆様におかれては大切な家族も家もプライバシーすら失われた状況で寒さに歯をくいしばって頑張っている姿が伝わっております。
一方、東日本一帯で生活物資の枯渇が起こっております。
今回の記事は禁じ手承知のサバイバル手法であるを申し上げておきます。
やるな!をやってみるとこうなる。(危険度の目安を付記しましたが行う場合は個人責任で)
【乾電池の復活】
1.≪充電≫ 危険度(小~中)
安全のため単三・単四・9V角型を中心にして、考えてください。
(今のアルカリ単三型は半世紀前の単一型マンガン乾電池並のエネルギー密度を持ちます)
本来「充電するな!」の一次電池であるマンガン乾電池やアルカリ乾電池ですが完全に消耗する前に僅かづつに充電すると長持ちする事と、もう捨てるような消耗した乾電池でも「充電」によってあきらかに復活します。
「燈火管制」・・・じゃなかった「計画停電」を繰り返す今、血眼になって乾電池を探しまわるより余程このほうがいいかもしれない。
ただ、このために液モレなどの二次災害が起こっても個人責任で頼みますよ。
充電器はニッカド用の充電器を使い、「標準充電用」なら結構長く充電OKですがクイックチャージ「急速充電用」はごく短時間で済ませてください。
充電器のない場合は「ACアダプタ」で電池2本用ケースまたは4本用ケースに入れて充電するのが良いでしょう。
ACアダプタは2本なら 5V前後のもの、4本なら9V前後のもの 9V用には10V前後のもので、あまり厳密に考えなくて結構です。
ただし、かならず充電中はそばにいてください。
いずれにしても「非常手段」でありますので本来の電池性能が出ないのはしかたないところです。
2.≪注液≫ 危険度(大)
この方法はマンガン電池にのみ有効、アルカリ電池には使えません。
Shinさんが子供のころ、僅かなお小遣いで電池が買えない頃ずいぶんお世話になった方法です。
現在の電池構造でどこまで可能か疑問ですが、中の二酸化マンガン粉に浸み込ませるのが目的です。
くれぐれも液モレにはご注意!
【ラジオ】 危険度(ゼロ)
同調回路がないので強電界地域限定になりますが、100KW局から10Km離れたShinの自宅では放送がかすかに聴こえています。
(ちゃんとした鉱石ラジオ・ゲルマニウムラジオは検索で探してください)
これはアンテナとレシーバ(イヤホン)次第です
現在「クリスタルレシーバ」として売られているものは100%が「セラミックイヤホン」ですが昔の「クリスタルレシーバ」なら10dB位大きく聴こえるはずです・・・ダイナミック型のイヤホンでは絶対に無理です
【拡声器】危険度(小)
≪アンプを用いないサバイバル拡声器≫
実際に私が、かつて行った方法です。
SPに直流流すのはマズイのですが、そんな事言ってる場合じゃない時のみ。
アンプは一切使わず電圧次第で出力は1W近くまでは出るようです。
かつては旧・旧型のT-4型送話器を使用しました。
【今回の記事について】
Shin在住の埼玉県でも店舗から食料・ガソリン・電池などが消え、「計画停電」と原発事故の憂鬱が重くのしかかっております
そんな中「サバイバル」をテーマにして、何かの役に立つかもしれない、立たないかもしれない、なんだか小学校の工作のようになってしまいました。
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