1044 :機材のデザインラベル・シールについて | ShinさんのPA工作室 (Shin's PA workshop)

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2024年1月追記

 

機材のパネルデザインの中でレタリング文字やフォントは全体デザインの中で、カタチから来るイメージ、色彩的バランス、位置関係や大きさと共に、非常に洗練されて好ましく感じたり、何とも感じなかったり、違和感を以て感じたりするものです。

企業のCI(コーポレート・アイデンティティ)の一部としてロゴマークや文字フォントといったVI(ビジュアル・アイデンティティ)が非常に大きな役割を果たしますが、ハンドメイド機であってもそういうアイデンティティは持つべきだと考えています。

 

いわゆるアマチュアの手作りアンプなどでも昔のおしなべたようなチープな感覚のものはかなり影をひそめ、金をかけ、ツボの押さえられたデザインのものが手作りされるようになった。

これには専門の金属ケース屋さん製の存在が大きいでしょう。

非常にバリエーション豊かな気の利いたパネルデザインのケースやシャーシーが提供され、ひところのようなチグハグなものは影をひそめつつあります。


(最近見かけなくなったスタイル)

ウッドやヘアライン加工のパネル・ケースでありながら、VRやSWの取り付けネジむき出しのパネル面に大型でやけに明るいパイロットランプ(たいてい「ランプブラケット」を使った)

過剰な程「Power-SW」「P.L」「VR」などとこれ見よがしの装飾レタリング、裏に回れば「Fuse」だとか・・・(ホルダにも「FUSE」と書いてあり見りゃわかる)

 

VRツマミはアルミ削り出しが良いのだとか、でも少しも美しさを感じないアンバランスで大げささだけが鼻につくAMP

 

「ラヂヲ」の時代を彷彿とさせ全然イケてない、こういうアンプからどんなに素晴らしい音が出ても何か違和感があった。

 

とは言うものの手作り機器の最大の泣き所は今も昔も「外観」、そして悩むのが機能表示など文字表示(レタリング)やエンブレムである。

 

おやっ、メーカー製でこんなのを見かけますが・・・・どう感じますか?

20W×2のデジタルパワーAMP(9,800円)価格から考えればビックリするような高性能・ピュアオーディオ的に高品位な製品なのですが、それを彷彿させる何かを感じますか?

ShinさんのいたずらPA工作室

不釣合いな機種銘板(エンブレム)とまぶしいほど光る青色電源ランプ、ゴム引きの安っぽいツマミ、本体重量(350g)には不適切な大きく重いプッシュ式電源スイッチと正面デザインのハチャメチャさ。

どんなに優秀でも、たったこれだけで立派な3流品 価格相当なのね
 


 

こちらもあまり言えないが・・・

Shinさん機器はすべて手のひらサイズ限定なのでレタリングのお世話になることはまずなく、今のところPC作成のネームシールが活躍しています。

 

(エーワンやエレコムのネームラベルを使った作例)
ShinさんのいたずらPA工作室

      fetⅡ 

 

 ShinさんのいたずらPA工作室

 

 パラBOX (4つのXLRコネクタ オスはネジを見せない工夫をしました)

 

  ShinさんのいたずらPA工作室

 ホワイトノイズ&ピンクノイズプラグ

 

 

「エレコム」「エーワン」「ヒサゴ」「サンワサプライ」「コクヨ」などの「ラベルシール」が市販されているが、結構他社シールとの互換性も確保されている。

 

(専用ソフトがここからダウンロードできます)

エレコム(らくちんプリント)   エーワン(ラベル屋さんHOME)  

 

使用するにあたっては豊富なフォントを予めインストールしておく事をお奨めします、文字を主体とするデザインの幅が大きく広がります。

このラベルシールの最大の利点はインクジェットプリンタを使った印刷であるにもかかわらず出来上がったラベルは水で流れたり消えたりしないことである。

 

プリンタ能力の限界があるので、特注のメタリックシール印刷にはかなわないかも知れないが、この程度出来れば必要かつ十分かと・・・

 

水に強く耐久力もあり、PA機材用にも非常に適しています、お試しあれ。

 

ゴールド、シルバーなどのメタリックシールや透明フィルムもありますので使い方次第です。

 

 

読者の方より次の投稿をいただきました

byまっきー様

 

5,6年前に ALPSから ※MD-5500プリンタが発売されていたんですが、マイクロドライ方式、簡単に言うと”インクリボン転写”方式です。特色の「白」や「メタリック」など印字できたり、転写シートを使えばインスタントレタリングにもなります。

ホビーショップなどで限定販売されている転写シートならプラモデルのデカールにも転用できたりと非常に重宝しているのですが、もう製造中止になって直販でしか購入できないインクリボンもいつまで在庫があるか厳しい状況になっています。

CASIOからはプリンタブルレーベル以外へインクリボンで印字可能なCDレーベルプリンタが現行商品で発売されてますが、これを分解利用して
印字している方も居るので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

まっきー様ありがとうございます。 Shin(管理人)

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                             管理人(Shin)                             
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