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のちに改良版を発表しています、こちらの製作をお薦めします
1023 :電池式ファンタム小箱 (Ⅱ) http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-10542205867.html
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ファンタムの質の悪さを良く耳にします、そこで「電池式」です。
製品としてもありますが、この程度のモノならDoit's魂だけで何とかなるはず・・・・
製品版にならって電池9V×3=27Vで行く事にしました。
※これらは過去に製作したPAグッズですが少しずつ紹介してまいります
コンデンサマイク至近に置けるので、湿気の多い野外PAでは卓からのファンタム送りに比べ圧倒的に有利、安心感が違います。
短いケーブルで済むので、ケーブル内の絶縁破壊で発生するファンタム漏洩による予期せぬ放電雑音「プツプツ・バリバリ」の心配も最小限で済みます。
どうせなら2ch分に作ってもたいして手間がかかるわけじゃないし、それで決定!
簡単な回路ですから、これは多chタイプにしてもそれなりにDoit's出来るアイテムですね。
こんな感じになりましたよ
W10cm H3.5cm D6.5cm (タカチ電気のプラケース使用)
内部の様子
9Vの電池3ケ使用(マンガン電池で十分です)
ごらんのとおり、ナーンもないでしょ
≪全回路図≫
たったコレだけです、多ch式も同様に作れます。
①この回路の肝心なところは直流カットのコンデンサです。(0.0047μF) これがない場合卓側ファンタムと、このファンタムからの給電と衝突してしまいますので双方の給電電位差により、例えばこの回路の4.7kΩ焼けや電池の破裂・漏液などの可能性があります。
②使用にあたってはミキサー側ファンタムのON/OFFと関係なく、このファンタム小箱から給電されます。
青線部分をご注目ください。 これは2ch化したことによって同一箱で接続されたコンデンサマイクの1番同士がこの部分で直流的にも交流的にも接続されることです。
この新たに出来た共通グラウンド回路によってグラウンドループが形成され、ハム音など、支障をきたす可能性は否定できませんので、あくまでも自己責任でご対応ください。
※ご心配な場合、1chで製作することをお勧めします。
≪使用感≫
最も心配した2ch間のクロストークですが工作室のテストにて-40dB入力時、測定検知限以下(-80dB以下)となり、全く問題なしでした。
【おことわり】
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