shin-1さんの日記

〇チョウチョとテントウムシは益虫か害虫か？

　色々な人に「チョウチョとテントウムシは益虫か害虫か」と尋ねると、殆どの人が「分からない」という答えの後に「多分無害虫」と中途半端な答で反応し、お茶を濁されてしまいます。

　少なくとも親父が亡くなって家の横の家庭菜園の世話を引き継ぐまでは私も、半信半疑ながら「無害虫」つまり居ても居なくても人間の暮らしには影響がないだろうと思っていました。

　ところが畑にキャベツやケールを植えて育ててみると、主にモンシロチョウがヒラリヒラリと長閑に飛んで来て、キャベツの葉っぱに卵を産み付け、その卵はやがて青虫に成長し、何もしないでほおっておくとキャベツはまるでレースのように穴だらけになって、食用にはならないのです。

　その対策として農薬を使いますが、安心・安全を願う私としては農薬を使わないので、苗を植えると素早く防虫ネットを被せたり、目視による青虫取りをするのですが、青虫はキャベツの色と同じ保護色のため、見つけるのが難しく、取っても取っても残ってしまうのです。

　一方テントウムシは結婚式の披露宴で歌われる「テントウムシのサンバ」など平和の天使のように言われていますが、ナスやホーズキの葉っぱが好物で、特にナスの葉っぱは大好物で、こちらも青虫被害と同じように消毒をしないと防除は不可能なようです。今は春先に植えたナスの新芽が勢いよく伸びる時期です。テントウムシの食害で葉っぱがレース状になると、良いナスが出来ません。家庭菜園も中々です。