【複製】shin-1さんの日記 | shin-1さんの日記

【複製】shin-1さんの日記

〇孫の奮闘が終わりかけました

 わが家に同居している中3の孫奏心は、双海中学校1年生に入学した時、サッカー部に入りました。双海中学校と言えばかつてはサッカーの名門校で、県大会で優勝や準優勝したり、元大商大の監督だった上田亮三郎さんを輩出していますが、残念ながら少子化・過疎化の影響で新入部員は孫奏心一人だけでした。それでも先輩たちの指導を受け黙々と練習を重ねていました。2年生になった時友人を3人誘い、競技規則では7人でも公式戦に出れるとあって、やっと7人揃ってあちことの練習試合に臨みましたが7人で11人のチームに勝てるはずはなく、連戦連敗を繰り返しました。

 

 それでもサッカーがしたくて続けた結果、今年度は新入生が4人入部し11人揃ってやる気満々でした。ところが約1ヵ月前練習試合中に相手のディフェンス選手に蹴られて大怪我をし、大きなサポーターをつけ一人では通学も風呂に入ることもできなくなりました。総体が間近に迫り焦りましたが、骨に異常がなかった幸運に恵まれ自助努力と自然治癒力で見事に復活し、大雨で順延になった一昨日の大会に出場することが出来ましたが、残念ながら5体1で敗れてしまいました。それでもキャプテンとして最後の試合に自らの足で1点を取ったそうです。

 

 「勝ちたかった」、「勝たせてやりたかった」チャレンジは終わりました。あとは残された夏休みまでにキャプテンとしての役目を次の人に引き継ぐようですが、スピリッツというコミック週刊誌に、「7人の部員で11人に挑む」というタイトルで紹介されたり、漫画「アオアシ」の出身校という設定も重なり、アオアシ原画展がシーサイド公園で開催されたり、何かと話題の多い青春の日々を過ごしたようですが、負けても前を向いて頑張った孫奏心のこの2年半のひたむきな努力に大きな拍手を送ります。さあ「次に向かって頑張れ」です。