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〇懐かしや無人島由利島

 一昨日、友人のfacebookに、無人島由利島の写真がアップされました。松山空港に離着陸する飛行機の窓から撮ったと思われますが、懐かしくなり本人の了解を得てシェアーさせてもらいました。普通は松山市沖13㎞と表現されることの多い無人島由利島ですが、見方によるとわが町の沖合と表現してもいいほどで、人間牧場からも綺麗な姿が見えるのです。

 

 

 私が代表を務める21世紀えひめニューフロンティガグループでは、毎年学校が夏休みになった土日を含む4日間、この島で「無人島に挑む少年のつどい」を20年間実施した思い出の島なのです。その間丸木舟を建造して松山市垣生港から中島町大浦を経て由利島まで航海したり、無人島にカヤ1500束を漁船で運び直径10mの竪穴式住居を造って、語り部のつどいを開いたりした思い出多い島なのです。

 

 夏休みのこの時期が来ると、当時の思い出が懐かしく蘇りますが、私の人生においても様々なドラマがこの島から生まれ、その一部始終は自著本「今やれる青春」に記録され、手元に残っています。私たちが目標にしていた20年の活動を終えた後、この由利島に芸人トキオが入って、ダッシュ島となりテレビで紹介されるようになり、すっかり有名になりましたが、トロッコなど文明の利器を持ち込んでいる手法にはいささか疑問も持っています。

 

 私たち21世紀えひめニューフロンティアグループのメンバーは勿論のこと、無人等に挑む少年のつどいの過中で参加した埼玉県北本市の面々も、もう一度無人島由利島に行きたいと常々思いを巡らせていますが、恐らくその夢は実現しそうにもありません。空からの写真や沖合に浮かぶ島の雄姿を見る度に血が騒ぎます。いい思い出です。

 

「友人の facebookに アップした 一枚写真 感慨深げ」

「無人島 由利島共和国と 名をつけて 20年間 様々活動」

「願わくば 再び島を 訪ねたい 多分願いは 叶わぬだろう」

「思い出の 島ゆえ毎日 沖合に 浮かぶ姿を 眺めれる幸せ」