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shin-1さんの日記

〇満足のレベル

 私は何がしかのやりたいことを目標に掲げて、子どものころから日々を暮らしてきました。その結果やりたいことをある程度成就したりもしましたが、中にはできず自分の力のなさに失望したり、時には自分のできなかったことを人や社会のせいにしてきました。

 

 目標の大きいことはいいことに違いはありませんが、目標が自分の能力と遥かにかけ離れ過ぎると、それを実現することは不可能なのです。最近子どもや若い人に「あなたの夢は?」と尋ねると、圧倒的に多いのはサッカー選手やアイドルで、どうやらその格好良い姿を自分に投影しているようです。

 

 バーチャルとリアルの違いに気付くのは、中学生になって進路を決めるころからで、高校受験や大学受験、入社試験などの関門を経て自分の能力の限界に気付くようです。勿論72歳になった私でさえ、人には言えませんが出来もしない見果てぬ夢を今でも持っていますが、日々の暮らしでは「満足のレベル」を低くして、少しの努力で実現するよう工夫しています。

 

 「満足のレベルが低ければ越えられる」、どうやらこれが私の最近の生き方のようです。「1・10・100・1000・10000」という手の届きうる目標を掲げ、毎日少しだけ努力しているお陰で、心身ともに健康に過ごしています。多分その結果、「ああいい人生であった」と思えるようです。今日も「始めること・続けること・高めること」に重きを置いて、ささやかな日々でありたいと願っています。

 

  「満足の 私のレベル どのくらい? 人から見れば 他愛もないが」

  「満足の レベルを低く して生きる 低いがゆえに 簡単越えて」

  「人生は 毎日連続 だと思い ささやかながら 今日も明日も」

  「ささやかな 日々でありたい いいながら 妻と2人で 同行二人」