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shin-1さんの日記

〇新聞二題

 最近朝が早く夜が遅い遠出出張などがあり、新聞さえもゆっくりと読む機会を逸していました。ゆえに細々と続けている新聞スクラップも中々ままならず、切抜きを忘れたりすると、若嫁に紙ゴミとして処理されたりしています。昨日の夜出張から帰って、新聞をまとめ読みしていると、たまたま2月17日の新聞で2つの記事を見つけました。

 

 一つは投稿「門」欄の「えひめ丸事故薄れぬ悲しみ(伊予市吉野竹子)」です。この記事に気付いたのは宇和島水産高校の大先輩である玉井恭介さんからの電話でした。「投稿している吉野竹子さんはあなたとどういうご縁?」と聞かれました。記事中「◇半世紀前、おいが同校の実習生としてえひめ丸に乗った」と書かれているものの、投稿者年齢が私と同じ(72)なのに「おい」という表現に首をかしげたようでした。

 

 投稿したのは紛れもなく私の叔母、つまり年齢は私と一つしか違わないのに、わが父親(12人兄弟姉妹の長男)の妹(12人兄弟姉妹の末っ子)なのです。子沢山な昔はよくあった珍現象なので、子どものころからそのことは少し恥かしく思っていましたが、叔母とは子どものころからまるで兄弟のように育ちました。叔母は投稿が趣味で時々「門」欄に掲載され、身内ながらいつも感心して呼んだり、切り抜いいてスクラップしたりしています。

 

 もう一つの記事は「えひめ暖暖新聞」という特集記事として、26面に「恋人の聖地(伊予市)」というかなり大きな写真が載っていました。「夕景の人気が高いふたみシーサイド公園。日が沈むころ、夫婦やカップルらが写真撮影や散策を楽しんでいる。赤やオレンジ色に照らされた海を背景に寄り添う姿が見られ、ぬくもりのある空気に包まれる。4日撮影」と紹介されていました。

 

  「『もしかして おいというのは あなたかな?』 電話やりとり 門欄話題」

  「歳一緒 だのに叔母とは これいかに? 昔はあちら こちらに珍事」

  「えひめ丸 17回忌 覚えてる 叔母の投稿 嬉しいウルル」

  「暖暖と いう特集に シーサイド 若いカップル 夕日寄り添う」