shin-1さんの日記 | shin-1さんの日記

shin-1さんの日記

〇11月の自画像


shin-1さんの日記


 「今年は暖かい」と最近までは誰もが感じるほど、ここ四国・愛媛・双海は暖かい日が続いていました。数日前北海道佐呂間町の友人井田さんから、「オホーツク海に面した北海道佐呂間は連日氷点下で寒くなった」と電話で近況が入っても、日中は15度近くまで上がる気温の高さを実感していたのです。最近は土日になると天気が崩れるパターンが続いて、一雨ごとに冬の寒さの予兆を感じていましたが、昨夜から海山は北西の風が吹き始めて、いよいよ冬篭りといった感じになってきました。

 今朝は牛乳屋さん(午前4時ころ)も新聞を配る人(午前5時ころ)も、一様に寒そうな出で立ちで、足早に去って行きました。ブログを1本書き終わった午前6時ころ少し寒さを覚え、部屋のストーブのスイッチを入れると室温は10度でした。畳10畳もある広い書斎は、今までの畳4畳の書斎とは違い、ストーブをつけても中々温もりませんが、それでもしばらくすると熱風が部屋を巡って直ぐに設定温度の20度になりました。


 一昨日から妻がぎっくり腰になりました。ぎっくり腰といえば私の代名詞のようなもので、一年に2~3度はぎっくり腰になり、その都度妻に頼んで伊予市の松本整体へ、治療予約の電話をかけてもらっていましたが、まさか妻がぎっくり腰になるとは、努々思っていませんでした。何の予兆もなく一昨日の朝起床してみると腰の具合がおかしいと言うのです。腰が痛い時の姿勢は背筋が伸びず、背中を丸めて歩くものですから、まるでおばあさんのような姿です。もっとも妻は私より一つ歳下の66歳ですから、年齢的にはおばあちゃんなのですが、日ごろはちゃんと背筋の伸びた姿で歩く格好いい女性なのです。

 昨日はよほど我慢できなかったのか、私が行きつけの松本整体へ電話をかけ、午後2時に治療予約をしたようでした。私は昨日はそんな妻を自宅に残してシンポジウムに行ったものの、その後の様子が心配でした。シンポジウム会場へ警察官をしている息子から、「家に電話をかけても留守で出ないが、お母さんはどこへ行ったのか」と携帯が入りました。訳を話すと「所用もあるので自宅へ夕方帰ってみる」と言うことでした。


 夕方交流会場へ妻から電話が入り、来客があるので急いで帰るようにとのことでした。聞けば遠来の友なので始まったばかりの交流会をキャンセルし、自宅へ帰りましたが、腰の具合も思わしくないのに、妻は遠来の友に食事まで用意してもてなしをしてくれていました。

 私も妻も日ごろは元気なことをいいことに、働きづめで今日まで体をいとうこともなく、酷使した感じがするのです。特に妻は日曜日しか休みがないのに、日曜日になると娘たち家族がやって来たり、同居の孫をお風呂に入れたり、また93歳になる親父の夕食を作ったり何かと忙しいのです。そんなこまごまより一番手を焼かせているのは、やはり夫たる私のわがままであることは百も承知なのですが、そろそろ妻の荷物を軽くしてやらなければと今回しみじみ思いました。

 そうは言いつつ今朝も、「リンキャベは出来たか」、「パンは焼けたか」、「牛乳は温めたか」と、ついつい口癖が日常会話となって出てしまうのです。拳拳服膺わきまえてこれからの人生を助け合いながら、生きて行きたいものです。