お盆明けのレッスンが、始まりました。
今のところ、皆、元気そうでよかった
小2のYちゃんのレッスンでのこと。
「ピアノレッスン3(カワイ出版)」に入り、
「併用曲集3(カワイ出版)」と
「はじめてのギロック(全音)」、
「リトルコスモス(全音)」を並行してやっています。
「はじめてのギロック」の中にある【小さな羊飼い】をやったので、
「リトルコスモス」の中にある【まきばのひつじかい】を夏休みの課題に出しておきました。
どちらとも、「羊飼い」というテーマで、音の感じが似ていることから、
どんなイメージを想像するかな?
どちらも dmoll(ニ短調)で書かれているが、調号が使われていない。
左手は、3和音ではなく、重音となっているので、つかみやすい。
ギロックの楽譜は、PP(ピアノニッシモ)で終わるが、
リトルコスモスの楽譜は、PPP(ピアニッシシモ)という記号が出てくる
これに気が付くか・・・
など、
私は、思っていたのです。
が・・・
Yちゃん、
【まきばのひつじかい】を開いたとたん、
「Yね、このお話知っているよ、
あのね、羊飼いの男の子が、オオカミが来たってうそをいったんだよ、
何度もうそをついたから、本当にオオカミが出たのに誰も信じてくれなかったんだよ。」
という。
イソップ物語・・・?
そんなお話あったかな・・・?
「Yちゃん、よく知ってるね~
じゃあ、どんな感じで弾くかな・・・?」
と
最後は、寂しいかんじ、と言って弾いてくれました。
作曲家が、ロシア人だし、イソップ物語を知っているんか・・・?
と思って、調べてみました。
すると、
イソップ寓話の中に
「羊飼いと狼」「オオカミ少年」「うそをつく子供」「うそつきのひつじかい」「まきばのひつじかい」
というようなタイトルがつけられているようです。
作曲家のサリュトリンスカヤさんが、それを題材にしたかどうかは、わかりませんが、
曲のイメージは、それでも合うのかもしれません。
彼女の頭の中は、イソップ物語の「まきばのひつじかい」のイメージのようです
物語を知って、そのイメージを想うのもいいですね・・・。
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