降水量5mmはどれくらい？傘が必要な雨の強さをわかりやすく解説
天気予報でよく耳にする「降水量5mm」という数字。
一体どのくらいの雨なのか、具体的にイメージできない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、降水量5mmの雨の強さや外出時の注意点、生活への影響についてわかりやすく解説します。
結論から言うと、降水量5mmは傘が必須になる「本降りの雨」です。
降水量5mmとはどんな意味？
「降水量」とは、雨が降った量をミリメートル（mm）で表したものです。
1mmの降水量は、1平方メートルの面積に1リットルの雨水がたまる量を意味します。
つまり、降水量5mmとは1㎡あたり5リットルの雨が降ったということです。
これは、1m×1mのバケツに5リットルの水がたまる程度の量。
数字だけではピンとこないかもしれませんが、実際には地面がしっかり濡れ、服や髪もすぐに湿ってしまうレベルです。
降水量ごとの雨の強さの目安
気象庁の目安をもとに、降水量ごとの体感をわかりやすく整理しました。
| 降水量 | 雨の強さの目安 |
|---|---|
| 1mm | 小雨。傘がなくても少しなら我慢できる程度。 |
| 3mm | しとしと降る雨。傘がないと徐々に濡れてしまう。 |
| 5mm | 本降り。傘が必須で、地面がびしょびしょになる。 |
| 10mm以上 | 強い雨。車のワイパーを速くしても見えづらいレベル。 |
このように、5mmを超えるとしっかりとした降り方になります。
自転車や徒歩の外出には注意が必要です。
降水量5mmのときに気をつけたいこと
外出時の服装と持ち物
降水量5mmの雨では、傘はもちろん、防水性のある靴やバッグも役立ちます。
スニーカーやキャンバス地の靴は簡単に濡れてしまうため、レインブーツや防水スプレーの使用がおすすめです。
通勤・通学時には折りたたみ傘ではなく、しっかりした長傘の方が安心です。
車の運転にも注意
降水量5mm程度でも、道路の白線やマンホールの上は滑りやすくなります。
視界も悪くなるため、ライトを早めに点け、スピードを控えめに走行しましょう。
特に夕方や夜の時間帯は、ヘッドライトの反射で視界が乱れやすいので注意が必要です。
洗濯やレジャーへの影響
降水量5mmでは、洗濯物は確実に濡れてしまいます。
部屋干しや乾燥機の利用を考えた方がよいでしょう。
屋外のイベントやスポーツも中止・延期になるケースが多く、屋内の予定に切り替えるのが無難です。
まとめ：降水量5mmは「傘が必要な本降り」
降水量5mmは、軽い雨ではなく、傘を差していないと確実に濡れてしまう本降りの雨です。
外出時は防水対策をしっかり行い、安全に過ごすことが大切です。
気象情報をこまめにチェックし、天気の変化に備えておくと安心です。