こんばんは、イメージコンサルタントの志村園子です。
私はチョークアートやトールペイントなど、アート作品を描いたりするのが大好きです
そしてアート作品でもたくさん失敗をしてきたので、なぜそれが上手く行かないのかという問題を解決することができます
何か問題が起きた時、あなたはどんなふうに解決しますか
私は、その問題点を発見したらいろいろと調べたり試したりして分析し、解決に導きます。
今までのことを掘り返して考えてみると・・・
またしても、かつてトールペイントを教えていた時のことを思い出しました
自分で作品を描いているときも、人様に教えているときも、上手くいかないときに考えることは、なぜ出来ないのか、どうしたらできるようになるのかということでした。
出来ないから仕方ない、出来ないから描いてもらえばいい、という考え方ではなく、きれいに描けるようになるにはどこをどう変えればいいかを分析することでした。
それは、筆に含ませる水分量だったり、付ける絵具の量だったり、はたまた筆にかける力加減だったり・・・
筆だけでなく、ベースになる素材のサンディング状態だったり、下地の塗り方だったりも関係してきます。
※サンディングというのは、木地にやすり掛けして木の目を整える事を言います
自分で上手く描けない所は、色々と自分なりに試してみて、ようやく習得します。
その経験は、人様に教えるときにはとても役に立ちます
それは自分が沢山失敗していて、その後の成功体験があるからです。
自分が失敗せずにすんなりと出来てしまうと、出来ない人の気持ちが分からないと昔から言われますよね。
そこには多少の努力と忍耐が必要となりますが、出来なかったことができるようになったときの感動は、言葉に出来ないほど嬉しいものがあります。
このことについては、以前のブログをご覧ください。
そして今はというと、何でもすぐに調べる癖がついています。
今は分からないことはちょっと調べれば、何でも教えてくれるグーグル先生がいますね。
これは本当にありがたい機能だと思っています
年齢を重ねた今では、だいぶ面倒だと思い始めているのですが、まだ若かりし頃は何か組み立てる時でも、電気の配線をするときでも必ず説明書を最初から最後まで一通り読んでから始めていました。
そんな面倒なことをしなくても、適当にやればできるよと周りの人には言われていましたが、そういう人に限って最後の帳尻が合わなくなってやり直しているという事を目撃していました。
かく言う私の夫もそうでした
その頃はきちんと出来ていないことが許せなくて、ビデオデッキの配線やら簡単な本箱の組み立てなどは夫に任せることなく、自分一人でやっていました。
私が男でもっと力があったら、もっと色々なものが作れて楽しかっただろうなと、その頃はそんな風にも考えていました
その当時は能書きをキチンと読んでから作業に入る事が、一番最短のルートだと思っていたのです。
だから、分からないことは何でも調べていたのです。
何でも調べる事については、実は別のきっかけもあったのです。
それは子供が中学校に上がった位のころ、近くのお店のパートから会社の社員になってフルで働くようになった時の事です。
会社にはシステム担当の人がいましたが、まだ今ほどそんなにPCが普及していないころでした。
PCに上がってきた分からない事を『これはどういうことなのか』とシステム担当に尋ねたところ「そんなの自分で調べてよ。システムはそうやって調べて回答してるんだから」と言われてしまいました
このことをきっかけに、PCの事をシステム担当に尋ねることを止めました。
そして全部自分で検索して、答えを求めるようになりました。
ただしシステム的な内容の場合は、私にはシステムの知識が無いので、そこはお願いするしかありませんでしたが、お陰様で検索キーワードの使い方などが上手になりました。
トールペイントのことも、PCの検索のことも、人任せ、他人任せにすることなく、自分で何とかすることで、ひいては自分の力になっていったんですね
私に何か問題解決方法があるかと尋ねられれば、それは失敗しながらも学び取っていくという事かなと思います。
分からないことがあれば、自分で調べてみる。
そして、失敗してもいいからやってみる。
やってみて出来なかったことは、どこが出来なかったのか分析し、分からないことはまた調べてやってみる。
そんな、ただ当たり前のようなことを淡々とやっていく。
それが私の問題解決の方法なのだと、改めて思いました。
意外にシンプルですよね。