志村と言うと、コメディアンのを真っ先に思い浮かべるかもしれません。

コロナ禍で逝ってしましましたが、一世を風靡したお笑い芸人です。

   

次の人を知っているとしたら、映画通 志村喬(たかし)です。

写真は「生きる」という映画のものですが、黒澤映画には欠かせない名優でした。

その次はフジパブリックの志村正彦、才能のあるシングソングライターでしたが早逝。

4人目は志村直愛 大学の建築の教授ですがテレビ出演あり。

全国に志村という名前は結構あって、特に山梨県、東京西部、神奈川に多いようです。

では、秋田県由利本荘市の志村はどこの流れなのでしょうか。

秋田県では志村の姓は珍しく、本荘周辺にしか現れません。

私の祖先は、江戸時代は地元の藩(六郷藩)の下級武士です。

二戸の志村家が藩の分限帳に記載されています。

私の祖先初代源内は宝永七年(1711年)、六郷藩の分限帳に登場するのですが、

それ以前の志村家の跡を追いかけると…

どうも山形市の北部漆山地区志村の出身ではないかと思われるのです。

六郷藩の前は、最上の家臣楯岡豊前守満茂が本荘に城を築き本城氏を名乗るわけですが、

その領地四万五千石、大家臣団が山形から移り住むことになりました。

その時の城下絵図に 家臣の志村の屋敷跡が二カ所

絵図の書かれたのは1610年代と思われます。

これが本荘に初めて志村の名前が登場した記録になります。

本城氏の家来としての志村…その一族はどのようなものだったのでしょう。

…続く

これらの幸せホルモンを感じることが出来る「家」の計画

第一に 耐震性・防火性・バリアフリーなどの「安全・安心」

人が快適に住むことが出来る、夏涼しく・冬暖かい室内など「健康」が大切。

 M邸内観

次に、家族としての会話・豊かな生活、来客・娯楽などを準備出来る、

家族動線や空間・装置を計画すること。

 M邸内観

そして出来れば最後に 家人の心の満足を達成できるデザインとなるのでしょう。

これは各人各様、クライアントの感性によりますね。

スタッフの「デザイン能力」が問われます。

 M邸内観

もっと単純化すると、セロトニン→高性能住宅 オキシトシン→豊かな空間デザイン 

ドーパミン→クライアント期待のデザインとなるのでしょうか。

いずれにしても、このように目的を順序立てて設計を進めると

「幸せを呼ぶ」家造りが出来そうです。

住宅の建築依頼があると思うこと

クライアントの家族の為にどんな家を造れば良いのだろうか…ということ

設計事務所を通しての依頼であれば、建築家のスタイル・考えがあるので楽ですが、

資金計画・土地探し・設計・施工まで、「お願い」されると責任重大です。

写真 M邸(にかほ)外観・アプローチ 

既に数十軒の実績・代表作品がありますが、

なにせクライアントの住む地域、年齢、家族構成、要望、予算は一つとして同じものがない。

その都度、私をはじめとしてスタッフの能力をフル動員して向かう訳ですが、

先日、デザインの指針となる「腑に落ちる」話を見つけたので記録します。

人間の「幸福ホルモン」の話です。樺沢紫苑さんの記事、精神科医だそうです。

「幸せな一生を送れる人は 健康→つながり→お金の順番を守っている。」

googleで検索すると出てきます。PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)の記事です。

要はセロトニン(健康・安心・安全をもとにした心と体)が一番の基礎で、

オキシトシン(人間のつながり・愛)がその次、

ドーパミン(社会的成功、達成感、金銭的充実)が頂点。

これらの幸せホルモンがバランスよく供給されると、充分な「幸せ」を感じるそうです。

 

明けましておめでとうございます。


コロナの影響で、建築にも資材高騰・流通に支障が出てきました。
今年は工務店にとっては試練の年になりそうです。
 地場材を多用し、最小の設備で高性能住宅を造る。
社員を大工などではなく、住宅建築全てに関わる
多能工として育成し、知識と技能を習得してもらい、
依頼主と「家造り」の楽しさを共有する。


 私の仕事は、彼らの成長を手助けする事、
安定した生活を保証できる工務店経営をする事。
家族や地域の資産として、住み心地よい
耐震・省エネの高性能住宅を造ることです。
 今年も、ご指導御鞭撻のほど宜しくお願いします。

                                                    元旦           

「rakra」という雑誌を知っていますか。

今月号に 志村建設の作品事例が載りました。

住宅専門ではなく、一般雑誌なので一般書店で求めることが出来ます。

去年冬から、今年春にかけて私の設計(建て主の要望を基本に製図)による、

高気密・高断熱住宅が3軒竣工しました。

みなさんは、住宅の設計に興味ありませんか?

建売住宅やセミオーダー・企画住宅がほとんどの中で、

建て主の理想とする注文住宅設計は、設計事務所に依頼するしかないと思っていませんか?

実際、西方さんや今井さんに依頼した住宅設計は設計料以上の価値のある家が出来ます。

私も大学時代から、建築計画系を得意としてましたからチョット

弊社の住宅設計の話を中心に、よもやま話を暇を見て書き込みましょうね。

会社の業務は、企画・計画・設計・施工・メンテナンスと建築に関して一通りあります。

経費節減の為出来るだけ外注にださないで、みんなで協力して進めています。

ホームページ作成だけでなく、ネットワーク・サーバー設置のもスタッフのしごと。

これは私のデスクトップ 2台のパソコンを使い分けています。

Windowsは 2画面まで拡張出来ます。そこで・・・

これはスタッフの机。27インチモニター連続拡張・・・さらに

これは設計スタッフのパソコン環境。31.5インチモニターです。

31.5インチモニター連続が良いのでは・・・という声が聞こえますが、

こう少し大型モニターの価格が下がってからですね。

そういえば、会社のホームページのセキュリティー強化の為、

SSLを組み込もうとしたところ、不手際でホームページが2~3日ダウン

たいへん失礼しました。手作りシステムということでご容赦ください。

 スポーツの話はあまり取り上げないだが、

大谷翔平の活躍を見て、ふと苗字から先祖が秋田出身という話を思い出した。

下記記事は 能代の地方紙「北羽新報」2016年7月の複眼流というコラムからの転記です。

二刀流・大谷翔平投手と能代

(7月14日)

 12日現在、8勝4敗で奪三振140、球速最高163㌔、打率3割3分9厘で本塁打10。

 3年前にプロ野球日本ハムに入団以来、投手と打者を貫く大谷翔平選手(22)は、「二刀流」に磨きがかかる。

 爽やかで精悍(せいかん)な顔つき、ピッチングとバッティングのしなやかなフォーム、

 ヒーローインタビューは生意気にならずやさしい笑顔。野球のスーパースターと感心し、たたえる。

 かつて史上最高のサブマリン投手と称された能代市出身の山田久志さん(67)が

 文芸春秋7月号の企画「2020年の『日本の姿』」で予言した。

 大谷選手が再来年あたりから米国のメジャーリーグでプレーして、3年目の2020年、

 「経験値が上がって、投手として20勝、打者としてホームラン20本という夢が現実になる可能性は十分」と。

 山田さんは当初、二刀流を危ぶんでいたが、今の姿を見て、

 「もしかしたら大谷というのは私の想像を遥(はる)かに超えた選手ではないのか、今までの常識からかけ離れた選手かもしれない…」

 と考えが変わり、二刀流の〝応援団〟になったと明かしている。

 それはなぜか。野球解説者は具体的に分かりやすく説明、なるほどと何度もうなずき、こちらもさらに応援したくなった。

  「さらに」とは、大谷選手のルーツが能代市にあると聞いたからである。

 大谷投手の曽祖父・三蔵さんは同市栗山の出身。戦前に岩手県に「かまど」を持ったらしい。

 三蔵家は次男の政幸さん(北上市)、その長男・徹さん(奥州市)と続き、徹さんの次男が翔平さん。

 三蔵さんの長姉ツギさんの家系が能代に残り、ツギさんの孫・大谷孝雄さん(71)が同市竹生にいる。

 政幸さんと孝雄さんは親交が深く、翔平選手を語り合うという。

 孫が能代高校時代、花巻東との交流試合で翔平選手と対面・対戦もあったそう。

 孝雄さん宅には、今季のキャンプインの頃、翔平選手の額入りサインとサインボールが届いた。

 「活躍を見るのが楽しい」という孝雄さん。

 日ハムと楽天の試合がこまち球場で行われたら、旗を手に皆で応援に行きたいと夢見る。こちらもまた。(八)

 出典 https://www.hokuu.co.jp/2016fukugannkyou/7gatu.html

 

  大谷の先祖が岩手県に移住してから長いので岩手県人なのだが、秋田県人としても

 世界レベルのスーパースターとなった大谷翔平のオールスターでの活躍を祈念したい。

 若い人が夢を実現してゆくのは、見ていても嬉しいですね。 

床下温水蓄熱ヒートポンプ全館暖冷房について説明してきましたが、

これはどの建物にも簡単に設置できません。

秋田の新築されている住宅のほとんどには、無理でしょう。

地元ビルダーや、大手ハウスメーカーの営業マンや技術の人に

「エアコン一台で全館冷暖房したいのですが…」と要望をだすと、

「夢ですね」「この予算では到底無理」などの返事がくると思います。

 

新住協のマスター会員や勉強熱心な地元工務店がこの要望に応えてくれます。

断熱性能重視という大手ハウスメーカーがありますが、価格はどうでしょうね。

ここからは、「床下温水蓄熱ヒートポンプ全館暖冷房」設置の為の諸条件を見てみましょう。

(1) U値(外皮性能値) Q値(熱損失係数) C値(気密性能値)

(2)基礎断熱 特に土間下断熱

(3)冬の暖気・夏の冷気の流れ 吹き抜け・循環ファンの活用

これらを順に説明してゆきましょう。

床下温水蓄熱ヒートポンプ全館暖冷房」の全館暖冷房について説明しましょう。

寒冷地での全館暖房の必要性は数十年前から言われ続けてきました。

局所暖房主流の秋田では、寒いトイレや浴室でのヒートショックによる脳溢血による死亡が

飲酒や塩分の取りすぎと相まって、死亡原因の上位にありました。

北海道では厳冬期では生死に関わるとして、全館暖房を試みが昔から行われてきました。

住宅の部屋別温湿度環境に大きな違いがあれば、不快だけでなく結露やカビの発生の原因となります。

全館暖房が実用レベルに達しなかったのは、高断熱・高気密化の理論・施工法が不充分だったからです。

暖房設備が過大で、エネルギーを膨大に消費するお金持ちの為のシステムだけが稼働していました。

新住協の代表鎌田先生の研究成果がここに生かされます。

(1)温水熱源機付エアコン 暖房6KW冷房4KW 一台で全館暖冷房

志村建設のQ1住宅の場合、秋田ではこの半分の能力で全館暖房できるのですが、

長府の温水熱源機付エアコンを使用しますので、余裕の能力となります。

秋田は冷房期間が短いのですが、冷気を循環させることにより全館冷房が実現可能です。

(2)全館むらのない温熱環境を計画できます。

1階床面が20℃ 室温20℃ 壁・天井20℃程度の快適温熱環境となります。

床下暖房だけだと2階が18℃程となり、寝るにはちょうど良い温度です。

最近は2階床下にも温水のパイピングを行い温度上昇が出来るようにしています。

テラス窓下の床ガラリ(循環口)や、吹き抜け位置、居室のスルーファンなどの計画が必要です。

(3)Q1住宅仕様で暖房費が、半分以下となります。

新住協のQ1住宅のレベル1で、一般の高性能住宅という「省エネ基準適合住宅」の

半分の暖房エネルギー消費です。更にレベル2、3、4と高断熱化を実現できます。

レベル4になるとほぼ無暖房、暖房費ゼロの住宅です。

志村建設はQ1住宅が標準仕様です。

「床下温水蓄熱ヒートポンプ全館暖冷房」ヒートポンプについて説明しましょう。

以前 新住協代表の鎌田先生は、

「電気を使った暖房は、エネルギー効率が悪い(発電・送電過程での無駄なロス)」

「安いからと言って深夜電力利用はダメ、地球の為にならん」

と言っていたのですが、ヒートポンプ技術が確立されると

「エアコンは省エネで安価で扱いやすい。冷房としても使える」

と床下や階間エアコンの技術開発・普及を進めるようになりました。

もっとも大きな理由は、冷房負荷も同時に解決できることのようです。

(1)エネルギー効率が良い。

例えると1の電気エネルギーから2~4倍の暖房効果が期待できます。

現在最も効率的な暖房装置です。

(2)冷房にも使える。

使用しているエアコンは冷房としても使えます。(志村建設の基礎2参照)

室内機一台で工夫すれば全館冷房も可能です。

(3)熱源(エネルギー)として扱いやすい。

単相200Vの家庭用電気コンセントがあれば、取り付け出来ます。

オイル配管タンク・ガス配管等がいりません。工事費が低減できます。

太陽光・風力発電・蓄電池と組み合わせれば

オフグリッドのゼロエネルギー住宅へ発展できます。