和歌山の田舎にあるパン屋「こむぎっ子」がすごかった | 淡路島のカメラマン・清水翔平

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​和歌山にあるイチオシのパン屋さん 「こむぎっ子」に行ってきました

 

 

 
 
この日は前々から予定していた、和歌山に行く日。
 
目的は2つあって、一つは妻のめぐのお兄さんご家族の家に遊びに行くこと。
もう一つが、以前からずっと行きたいと思っていたパン屋さん「こむぎっ子」に行くこと。
 
 
こむぎっ子のオーナー夫妻の一人・安大孝夫さんは、かめちゃんお話会でいつも動画カメラマンを担当している千晴くんのお父さん。
 
お話会で声をかけていただいたことで知り合い、パン屋さんをやっていることを知り、以来いつか行きたいと思ってはや1年近くが経過していたのだ。
 
 
この日は朝6時に起きて、8時前には家を出る。
家からこむぎっ子までは約2時間半。

 

 

 

途中大阪湾岸の景色を楽しみながら、あっという間に和歌山へ。

 

山間の道を抜けると、素敵な建物のパン屋さんに到着!

 

 

 

 

なんて気のいい場所にあるんだろう。

緑に囲まれていて、澄んだ青空が綺麗だ。

 

到着するとオーナーの豊子さんが迎えてくれて早速中へ。
気の温もりたっぷりの素敵な店内。
 

 

 

どれもオーナーご夫妻の豊子さん・孝夫さんのこだわりがぎっしり詰まったパンたち。

全部買いたいくらいだったが、2〜3日で食べ切れる量だけ購入。

 

 

お店に入るとなんと、ロールケーキとオーガニックコーヒーをご馳走してくれた。

 

こちらのロールケーキ、普通は2週間前に予約しないと購入できないとのこと。

この日は偶然注文があって、余っていた分を分けていただいたのだ。

 

 

そこらへんにあるロールケーキとは別物で、風味が豊かでしっかりとした味わいのある人生一美味しいロールケーキだった。

 

コーヒーも、ブラックが苦手な私でも美味しく飲めた。

 

 

↓あさひを豊子さんに抱っこしてもらって撮影タイム

 

ロールケーキをいただきながら、孝夫さんと1時間以上いろんな話をした。

 

 

僕の父とほぼ同い年であること、BUMP OF CHICKENやONE OK ROCKが好きなこと、30年前に大阪から移住し、奥さんの豊子さんが一人でこむぎっ子を開業したこと。

 

予約のあるとき以外は道の駅での販売と、給食など大口の注文がメインであることなど、いろんな話を聞かせていただいた。

 

 

とても楽しい時間はあっという間に過ぎていった。

 

↓動画カメラマンの千晴くんも出てきてくれて、みんなで記念撮影

 

 

千晴くんがすごかった

  

  

この日一番びっくりしたのは、こむぎっ子のことや豊子さん・孝夫さんご夫妻のこともそうなのだが、千晴くんの才能を知ったことだった。

 

それまで僕は「お話会の動画カメラマン」としての千晴くんしか知らなかった。

 

 

こむぎっ子さんで楽しい時間を過ごし、最後の帰り際、顔を出してくれた千晴くんに、今どんなことをしているのか聞いてみたのだ。

 

すると、何やら耳慣れない言葉を教えてくれた。

 

 

あなたは知っているだろうか?

 

「段ボールライブ」

 

という創作物を。

 

文字で説明するより見てもらう方が早いということで、ぜひリンク先の動画を開いて見てほしい。

 

 

 

 

いかがだろうか。

 

 

聞くとなんとYouTubeは3年前から、そして最近ではX(旧Twitter)とTikTokでも自作のダンボールライブ動画をコツコツ作ってはアップしているらしい。

 

さらにすごいのは、千晴くんはこの「段ボールライブ」というジャンルは他にやっている人を見たことがないらしい。

 

 

つまりこれは彼の完全オリジナルだ。

 

 

「モデリング」がもてはやされる今の時代、全く認知されていない「オリジナルジャンル」を開拓できる人が果たしてどれくらいいるだろうか。

 

千晴くんは二十歳で一ジャンルを開拓していた。誰にでもできることではない。
 

 

普通の人なら

 

「思いつかないし」

「思いついてもやらないし」

「やり始めても続けない」

 

これは承認を求める人間の、いたって普通の思考と行動パターンだと思う。

 

 

しかし千晴くんは違う。

 

彼は思いついたことを素直に行動に移し、誰からも見られていない時からそれをやり続けてきたのだろう。

これは本当にすごいことだと思う。

 

 

なぜ千晴くんはそんなことができるのだろうか。

 

 

それはきっと

他者に承認を求めなくても、自分で自分を承認しているからだと思う。

 

それはきっと両親の育て方が素晴らしいということだし、

もっといえばご両親の生き方が素晴らしいということだ。

 

 

ぜひこのブログを読んでくれたそこのあなたも、一度足を運んでみてはいかがだろうか。

 

※来店時は、要予約である。

 

例え飛び込み営業に自信のある人でも、決してノーアポ・飛び込みで行かないように。