『会社設立』という名の究極のエゴ殺し | 淡路島のカメラマン・清水翔平

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淡路島を拠点に活動するカメラマン・清水翔平のありのままの日常を綴ったブログです。

現在、会社の設立に向けて動いております。

 

今朝も8時から、会社設立をサポートしてくださる担当の方と

1時間みっちりZOOMでミーティングをしておりました。

 

 

以前にも一度、

会社設立に向けて動いていた時があります。

今年の2〜3月頃でした。

 

 

当時、会社設立しようとしていたまさにその頃、

それまで見て見ぬふりをしてきた

お金の問題という部分が噴出し、

 

会社設立を諦め、

お金の管理の優先順位を目一杯上げて、

 

人生最大の「膿出し」期間を過ごしました。

 

 

それからは

「お金を直視する」

ということをやり続けた1年でした。

 

 

そして今回、改めて自分の中で

「会社を設立するタイミングが来た」

という感覚になりました。

 

 

人生の大きな変化の波が

少し落ち着いてきたこのタイミングで、

 

新たにグループコンサルにも参加し、

フィードバックをもらう中で、

 

 

やはりこれから

自分の事業を育てていく上で

 

「会社という器を作る」

ということが

必要不可欠であると腑に落ちたのです。

 

 

世間一般的には、

 

「ある程度の売り上げが上がれば

節税になるから法人の方がお得」

 

「売り上げが低いうちは

お金がかかるだけで

法人化のメリットはない」

 

と思われている気がします。

 

いや、僕自身がそう思っていました。

 

「法人化はまだずっと先」

という意識があったのです。

 

 

けれど、それは逆であると教わりました。

 

つまり、

 

「会社という器を先に作るから、

売上という中身がついてくる」

 

という考え方です。

 

 

 

自分の内なる覚悟や、

代表取締役社長という

意識・セルフイメージの意味でも、

 

人から見た時に

「会社である」という意識で見られるという

相手から見た印象の意味でも

 

 

個人事業主としてやっていくのと、

会社化してやっていくのでは、

天と地の差があるようです。

 

 

 

今年に入ってから、

「売上の10%を積み立てる」

という習慣を死守してきたのですが、

 

積み立てた金額が、30万円という

ちょうど会社設立に必要なくらいの金額を超えたことも

法人化に向けて動き始めるきっかけの一つとしてありました。

 

 

(ちなみに今年の5月に、

それまで貯めた金額はすべて

離婚に必要な費用に充てて一度0になったため、

 

「離婚」という名の仕切り直しから再び

0から30万円を積み立てた

ということでもあります。)

 

 

「会社を作る」

ということは、

今の自分をさらに直視することになります。

 

 

個人事業主であれば、

事業用と個人消費用の財布を分けなくても

なんとかなってしまうし

 

日々の帳簿も誰かに見せる必要はないし、

 

確定申告(会社で言えば決算)も、

人の手を借りずとも

自分だけですべてできてしまいます。

 

 

言い方を変えるとそれは

ある程度、誤魔化せてしまう

ということでもあります。

 

 

ところが会社を作るとなると

決算は税理士さんにお願いする必要があるし、

 

今まで以上に

「会社」と「個人」の財布を

明確に分けて管理する必要があります。

 

 

会社を設立する

という工程においても、

資本金のことであったり、

事業内容について

 

自分で決めて、

担当してくれる方に伝える

ということが必要になります。

 

 

この、「人に見せる」という工程に

思っていた以上に

大きな意味があると気づいたのです。

 

 

特に僕は、

お金という部分を「包み隠さず人に見せる」

ということに対して

 

まだまだ抵抗を感じる部分があります。

 

 

だからこそ、

どれだけ売り上げて、

何にいくら使ったのか?

 

ということを

「人に説明しなければならない」

という状況は

 

究極的にエゴを殺す方向に

働く感覚があるのです。

 

 

メンターのかめちゃんが

会社設立を強く勧める理由が

さらに深く腑に落ちた気がします。

 

 

これこそまさに、

やってみるまで分からなかったことです。

 

 

会社設立に向けて動きながら、

また気づいたことがあれば

ブログでシェアしたいと思います。

 

 

先日の札幌撮影会より。

撮影させていただいたのは、

人生の、そして経営の大先輩でもある

渡邊法子さん(のりちゃん)。

 

自然体で、エネルギッシュな

とても素敵な女性です。

 

まわりに素晴らしい経営者の先輩達がいることは

とても恵まれている環境だと感じます。