僕が今年に入って経験した、2回の強制終了が教えてくれたもの | 淡路島のカメラマン・清水翔平

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淡路島を拠点に活動するカメラマン・清水翔平のありのままの日常を綴ったブログです。

先日、メンターの亀井弘喜さん(かめちゃん)の

博多でのお話会を撮影してきました。

 

お話の中で、

「両極を知った上で、真ん中にいる人が、人を惹きつける」

ということについてお話しされていました。

 

 

そして、どちらかの極に偏っていることに気づかず

そのままやり続けると、

 

どこかのタイミングで「強制終了」が訪れる

というお話しでした。

 

 

僕自身、人生でどちらかの極に

偏っていたことは

いくつも思い当たります。

 

 

例えば、 

めぐとのパートナーシップのあり方です。

 

 

めぐと一緒に淡路島で暮らし始めたとき、

 

どちらかと言うと僕のあり方は

「依存」の方向に偏っているところから始まりました。

 

 

めぐと一緒にいれることが幸せ過ぎて

それ自体はいいけれど、

 

いつしか

めぐと2人でいることの幸せを

エゴ的に貪るような状態になっていました。

 

 

最初の1〜2ヶ月はそれで成り立っていたのが、

3ヶ月、4ヶ月と経つと

内面における崩れたバランスが

表の出来事に徐々に現れてきます。

 

 

具体的には、

僕の経済的な課題が浮き彫りになり、

またパートナーシップにおけるひずみが

徐々に表面化してきました。

 

 

僕はめぐを失う恐れに囚われ、

自分自身の経済状況を直視できず、

同時に嫉妬心を強めていきました。

 

 

僕が「依存」に偏った時、

それはパートナーの「自立的なあり方」を引き出すのだと思います。

 

 

最終的には、

「このままではいけない」と思っためぐの方から

別居を提案されるということを経験します。

 

 

僕にとってそれは「強制終了」に当たる出来事でした。

 

 

その出来事から、

 

ようやく僕は

「このままではダメだ」

ということを正面から受け入れ、

 

「依存」とは逆サイドにある

「自立」を徹底的に鍛えるフェーズを迎えました。

 

 

面白いのは、

「自立」のエネルギーを追い求めすぎると、

それはそれで、今度はまた逆に揺り戻しがかかる出来事が起こることです。

 

 

多少無理してでも自分を奮い立たせるという

エゴ的な自立に対する「強制終了」として

 

8月に僕は高熱でダウンするという出来事を経験しました。

 

 

今振り返ると、

解放するべきメンタルブロックを

抱えたまま自立に向かって走っていたのが

今年の6〜7月あたりでした。

  

それは、

ビジネスを成功させるためには

避けては通れない人とのつながりに対する恐怖心のようなものでした。

 

 

僕はある種の恐怖心を感じながら

クライアントと接し続けていたのです。

 

 

連絡を取るのが怖い。

こちらから撮影を提案するのが怖い。

アフターフォローをするのが怖い。

撮影後に感想を聞くのが怖い。 

 

 

こんな状態で

「ビジネスの成功」や「自立」に向けて走るのは

やはり無理があったのです。

 

 

 

出来事はうまい具合にできていて、

 

8月の高熱によるダウンの後、

僕は自らお願いして、

かめちゃんのグループコンサルへの参加を決意します。

 

 

そこで出された課題に取り組んでいると、

 

不思議なことに、

僕がそれまで感じていたクライアントに対するメンタルブロックが外れた感覚が出てきたのです。

 

 

僕はそれまでに比べ、ずっと軽い気持ちでビジネスに向かえるようになりました。

 

 

今年に入って数ヶ月は「依存」に偏り

その後数ヶ月は「無理な自立」に偏り、

 

2回の強制終了を経て、

 

 

僕は現在、今までで一番

ビジネスとしての「写真」の仕事を

いい意味で「楽」にできています。

 

仕事量としては今までで一番忙しいのだから不思議です。 

 

 

クライアントと関わることが

純粋に楽しいと感じられるのです。

 

こんなことは6年間の起業人生で初めてのことです。

 

 

ビジネスやパートナーシップにおける依存と自立の真ん中が、

以前よりも1段階深く

分かるようになってきたのかもしれません。

 

 

もちろん、

1回で終わりではなくて、

 

人生において人は何度も

バランスを崩しては

そのことに気付いて軌道修正して、

 

ということを繰り返しながら

次のステージへと進んでいくのだと思います。

 

 

大切なのは、

自分が今、何の分野において、どちらの極に偏っているのか?

に気づくことだと思うのです。

 

そして、もし自分一人でわからなければ、

軌道修正してくれるメンターを持つことが

大切になると思います。

 

 

日々、目の前の仕事に集中しながらも、

自分の内側に気づき続けたいと思います。

 

 

素敵な1日をお過ごしください。

 

先日、山口の角島で撮影しためぐ。

 

どんどん美しくなっていくのを

一番近くで見れることが何よりの幸せです。