実は昨日は(詳しくは話せませんが)
お世話をしていた入院中の方が
亡くなりまして、関係の手続等で、
忙しくしておりました。
(あまり皆様のブログは
読めておりません。ご容赦を。)
さて、時々ご紹介する
東洋経済記事で、簡単更新です。
元詐欺師が激白「高齢者をだます」
手口の一部始終
特殊詐欺を「支える」さまざまな業者
井艸 恵美 : 東洋経済 記者
2023/02/17 8:00
かなりリアルなことが
書かれております。
これを知ることは予防の
一助にもなると思います。
詳しくは上記より全文読んで
いただきたいのですが、
要点のみピックアップします。
65歳以上の名簿を入手して、
片っ端から電話をかけていく。
名簿の種類はさまざまです。
ーー65歳以上の高齢者をターゲットに
するのはなぜですか?
認知機能が衰えているのと、
お金を持っている人が多いからです。
高齢者なら貯金を取っても年金が
あるから暮らしていける。そう思うと、
罪悪感が多少は薄れます。
本当にあくどかったと思います。
⇒本当に身勝手な言い分ではあります。
一番の狙い目は、相談する相手が少ない
一人暮らしの高齢者です。
詐欺師にとって最も避けたいのが、
狙った相手が誰かに相談すること。
⇒これ重要ですね。テストに出ます。
まずは現金を直接受け取る
「受け子」のグループに3割を渡します。
さらにマニュアルをくれていろいろと
手配してくれた人に1割。
それで残りは6割になります。
ちまたには犯罪に利用すると
わかっていて、物件を貸してくれる
不動産屋があるんです。使い勝手のいい
物件をピックアップしてくれ、
事務所の名義人になる人も探してくれる。
使用する電話は固定電話ですか。
インターネット回線を使ったIP電話です。
「03」でかけることもできるし、
「03」で受けることもできる。
電話機も架空の名義のものを手配します。
こうした電話機を手配してくれる
携帯レンタル業者があるのです。
⇒ヤバい業者も多いようで。
今はSNSで募集して「テレグラム」
という匿名性の高いアプリを通して
連絡を取り合っている。
SNSで拡散すれば、お金がほしい人は
いくらでも集まるでしょう。
⇒SNSの上手い話に安易に乗ると、
犯罪者になってしまいますよ。
劇場型の詐欺は、被害者の感情を
揺さぶり、感情のジェットコースターを
つくることで判断能力を鈍らせるのです。
初めに小さな要求をのませ、
最後には大きな要求を通す
「フットインザドア」という手法です。
「名義貸しは犯罪ですよ」と
恐怖を植え付けた後に、
「あなたを助けたいから、
一度この物件を買いましょう」
と解決策を示す。
要するに「あなたと僕は
一心同体ですよ」と。被害者は
「一緒にやってくれているから、
がんばろう」と思わせる。
いろいろな心理を突いて
お金を出させるんです。
女性や教養人がだまされやすい
⇒この辺、非常に巧妙で、
弁護士でも騙された人がいると
聞いたことがあります。
簡単更新にしては長くなりました。
話し合えるようでしたら、
ご家族でこれをネタに
話し合ってみて下さい。