ネットで出てきたニュースです。

 

東京国立博物館の館長が緊急寄稿

「このままでは国宝を守れない」

 

まあ美術・博物の世界も、

まだまだ一部の方にしか

知られていない気もしますので、

一応ざっと前置きを申します。

 

この東京国立博物館というのは、

日本で最も古い博物館であり、

古い方だと「帝室博物館」

なんて言葉もご存知かもしれませんが、

質・量ともに日本有数の収蔵品を

有している館なのです。

 

私も、コロナ禍後は

めっきりいかなくなりましたが、

以前は結構足を運んでおりました。

 

正直、企画展の中にはイマイチの

ものもありましたが、ここは

なんと言っても常設展が素晴らしく

広い敷地内にいくつも館があるので、

常設展だけでも丁寧に見れば、

丸一日かけても良いくらいです。

 

常設展だけなら入館料も安いですしね。

もっとも、高額の企画展チケットで、

常設展も見ることができますが、

館には常設展入館料分しか収入は入らず、

差額は企画展の主催者(新聞社とか)が

取るのだそうです。

(しかしそれでも、主催者も赤字だとか。)

 

ということで、前置きが脱線しましたが、

記事によると、光熱費高騰の影響で

予算が足りなくて、保管の費用や

修理の費用が出せない状況とのこと。

 

まあ、私のような数寄な趣味の

から申し上げますと、ぜひぜひ、

何とか手を打ってほしいと思います。

 

国が貧しいと美術品が流出してしまう、

というのは過去にもありましたし……。

 

さて、こちらのコメント欄ですと↓

 

まだ文化行政について厚意的な

意見が多いようですが、

もっと砕けたお下品なサイトでも、

取り上げられたようで、

こちらでは決して厚意的ではありません。

 

悲しいかな、建前では「文化は大事」

と言っていても、本音では、

このように思われている方も

少なくないとも思います。

(これは音楽などでも同じでしょう。)

 

ただ、ここでケチって、

将来に大きな禍根を残すようなことは、

絶対にないように、とだけは

願っております。

 

 


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おまけ:以前やったような気もしますが

また出てきたので、やってみました↓