商業登記に強いN先生のブログに

出ていました。不謹慎ながら

面白かったのでご紹介します。

 

経費でコンパニオンと混浴44回

漫画も購入 元中小企業庁長官の

1100万円使い込み」

報告書に集まる驚き

 

(一部引用……一部は順序入れ替えてます)
「鴇田(ときた)勝彦取締役は

2022年9月、交際費の使い込みを理由に、

社長職を解任された。
鴇田氏は1968年4月に

通商産業省(現・経済産業省)に入省し、

京都府副知事などを歴任。
1998年には、
中小企業庁長官

就任した元官僚だ。」

「報告書は、2016年4月からの

約6年間に、業務との関連に

疑いがある会食や宿泊などで、
少なくとも253件、

約1110万5000円の

支出があったと指摘。」


「2021年度の役員賞与では、

他の役員が0円から2000万円

という金額であるなか、
鴇田氏は1億2000万円を受け取っていた」


「長野県内の社有施設では、鴇田氏は

女性出張コンパニオンを手配。
取引先などとの利用が
44回あり、

前社長らが「おおむね毎回、

露天風呂で混浴を実施していた」と指摘した。
女性は湯あみを着用していたが、

会社の信用リスクにつながる恐れがあり、
「取引先からの指摘がありながら、

混浴が継続されたのは遺憾」とした。」


女性を同泊者とされるホテル宿泊

33件あり、私的な関係にあることが

強く疑われ、その宿泊についての

業務関連性に疑義が生じている。」

《報告書が凄い。
年間2億円の報酬、

年間200回以上の会食、保養所名目で

購入したヴィアにコンパニオン呼んで

混浴させるのが常態化》

「情報収集のために、電子書籍リーダー

Kindleを利用し、電子書籍を購入。
その大半は
漫画本であり、

『黄昏流星群』21 巻分、

『鬼滅の刃』19 巻分、

『ザ・ファブル』15 巻分、
『浮浪雲(はぐれぐも)』16 巻分、

『ピンクのカーテン』6巻分などを購読。
趣味として購読していた可能性が

うかがえるが、業務関連性を完全に

否定することはできないものと認めた。」

《マンガの購入費とかHuluの利用料まで

会社に持たせてのセコすぎないか?》

「調査に対し、鴇田氏は

「取締役会では透明性の高い手続きのもと、

私からも適切に弁明の機会を
与えられるべきだった
」として、

解職に至った経緯に問題があったと主張。

現在も取締役にとどまっている。
コンパニオンとの混浴が公に

指摘されてもなお、会社に居座る

肝の太さは、官僚時代に

養われたのだろうか。」

ということですが、ニュースの

コメントに東大卒とあり、また当人の

反論も知りたかったので、

その辺も調べました。
 

鴇田勝彦Wikipedia

 

略歴 埼玉県浦和市出身。

父は埼玉県、母は群馬県出身。

開成中学校・高等学校を経て
1968年(昭和43年)に

東京大学法学部を卒業し、

通商産業省に入省する。
中小企業庁次長、防衛庁装備局長等を

経て、1998年(平成10年)

中小企業庁長官に就任する。

開成→東大法と、立派な学歴ですね!

経費でコンパニオンと混浴三昧.

..拒否騒ぎ後も業者変更で継続
 TOKAI HD前社長

「非常識接待」常態化の背景
https://www.j-cast.com/2022/12/16452675.html?p=all
 

鴇田氏は、コンパニオン派遣は

「会社の業務の一環」と強調し、
「私が
私欲のために品位のない

混浴を行っていたとする主張は、

全く論外の主張です」
各界の社会的地位が高い方

お招きした経過もありますので、

この余興に参加されたこれら方々も含め、
皆品位を欠く行為をしていたという

主張は、極めて熟慮を欠いたもの

いわざるをえません」
と提出書面で
反発している。

 

自分だけでなく、利他の精神で、

各界の皆様もご招待されたそうで、

中々ご立派な方のようです。
(私はなぜか招待されておりません。

社会的地位が高くないからか?)

元中小企業庁長官でTOKAI前社長が

77歳で混浴に使い込んだ報告書が話題

(↓ツイッター情報が多い)

 

 

4「不適切経費使用でTOKAIの社長を

解職された鴇田勝彦さんの調査報告書、
コンパニオンと混浴が好き過ぎて

「コンパニオン」が100回

「混浴」が108回も登場」

この件については、報告書も公開され、

N先生も紹介されています(PDFです)

 

特別調査委員会の調査報告書

公表に関するお知らせ

https://www.tokaiholdings.co.jp/ir/news/pdf/2022/20221215release.pdf

 

なお、私の検索結果では、

「コンパニオン」が92回、

「混浴」が105回でしたので、
いくら重大な疑惑があるとはいえ、

過大計上は情状酌量の観点からも

不適切ではないかと思えました。

 

最後に、一応法律系ブログらしいので

ちょっぴり解説。

 

取締役は、株主総会で選びます。

取締役の解任も株主総会です。

 

一方、取締役会で取締役の中から

代表取締役(社長など)を選びます。

代表取締役の解任も取締役会です。

(ただし中小企業では例外も多し。)

 

取締役会は比較的簡単に開けますが、

株主総会は株主の人数も普通は多く、

普通は年1回程度の開催で、

そうそう頻繁には開けません。

 

「なぜ、取締役の解任をしないのだ」

という疑問を持たれた方も

いらっしゃると思いますが、

こういう理由からです。

 

もちろん、本人が辞表(辞任届)を

出せば、「解任」ではなく「辞任」

ということで、辞めて頂くことは

できるのですが、ご本人は

「コンパニオンも混浴も業務だああぁぁ」

とおっしゃっている以上、

辞任はしないのでしょう。

 

(おまけ)

なんだかよく分かりませんが

惑星診断↓

 

 

 

 


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