国民生活センターの

メールマガジンからの情報です。

 

液体芳香剤の誤飲 重症になることも

 

リーフレット(PDF)

http://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/support171.pdf

 

実は4月8日付で、かなり詳しい情報が

すでに出ていました。

 

これによると……

斜字は引用部分です)

 

2020年11月、

「医師からの事故情報受付窓口」に、

乳幼児がリードディフューザーに

入っている液を誤飲し、肺の一部が

空洞のようになる呼吸器障害を負って

2週間程度入院、その後も通院を

要しているという

事故情報が寄せられました。

また、医療機関ネットワークには、

2010年12月から2020年12月末までの

約10年間に、乳幼児が液体芳香剤を

誤飲したなどの事故情報が

31件寄せられています。

 

とのことで、かなり危険に思えます。

 

これは、いわゆるリードスティックで

揮発させる仕組みのもので……

(上記サイトから画像をお借りしました)、

何かおしゃれな雰囲気も持っているので、

お店のトイレなどでも、最近は

よく見かける気がします。

 

この液体の中身は何かといいますと……

 

芳香成分を含む液には、

水や10%前後のエタノールを含有し、

植物抽出物や数%の有機酸、

10~20%程度の界面活性剤を

配合しているタイプや、

香料や精油を溶剤

(30~70%程度のイソパラフィン系

などの炭化水素類や

グリコールエーテル類等を

含むもの)で希釈した、

揮発性の低い液体の

イプなどがあります。

 

エタノール、炭化水素類、

グリコールエーテル類はいずれも、

粘膜の刺激作用、中枢神経の

抑制作用があるとされているもので、

これらの成分を含む芳香剤の液が

目に入ると痛みや充血

誤飲すると悪心(おしん)、

嘔吐(おうと)のほか、

量が多い場合は意識障害などが

起こる可能性があります。

また、誤えんすると肺炎に

つながる可能性もあります。

 

エタノールは、いわゆる「お酒」で

まあ乳幼児には良くないものでしょうが、

大人ならさほど危険ではない気もします。

 

一方、他の物質はあまりなじみがなく、

私などにはよく分かりません。

 

ただ、大人なら飲まないから

安全かと言えば……、

 

10銘柄中7銘柄では、液や液を吸い上げた

リードスティックに、皮膚や衣類が

触れないよう記載がありました。

 

6銘柄では、皮膚に付着して異常が

ある場合、医師の診察を受ける旨の

記載がありました。

 

また、9銘柄では、石けんや流水で

よく洗うなど対処法の記載がありました。

そのうち3銘柄ではその理由として、

かぶれるおそれがあると記載していました。

 

……だそうで、皮膚や衣服に

付くのも危険なようです。

 

こうなると、なぜこんなものが、

割合普通に置かれているのか、

不思議に思えてきました。

 

以上ですが、乳幼児のみならず、

認知症の高齢者でも

誤飲事故はあるので、

ご注意頂ければと思います。

 

 

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