読売新聞さんの記事です。

 

「カード悪用された」と目の前で

ハサミ入れ持ち去る

…実は引き出し可能、計4億円被害

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200902-OYT1T50142/

 

ただ、↑が元記事と思いますが、

途中から有料会員専用に

なってしまいます。

 

ところが、不思議なことに、

配信を受けたいくつかのサイトでは

全文読めるようです。

(期間限定かもしれませんが)

 

https://news.headlines.auone.jp/stories/topics/story/13690659

↑スマホ仕様かもしれませんが、

画像もしっかりあります。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/91721574671ca1949c30da3a6da2b0637b08a9d8

↑画像は左上部にあります。

 

それはともかく、

債務整理のお仕事を受任する場合、

カード会社からの借入があれば、

司法書士なり弁護士でも、

カードを預かって、普通は、

依頼者の前でハサミを入れます。

 

そうしないと、預かったカードを

悪用されたら、と不安になる方も

いらっしゃるかもしれませんので。

 

そして、カード会社に、

受任通知を郵送する場合、

そのカードも返します。

 

ただ、紛失している場合や、

ショッピング・キャッシング機能がない

返済用だけの場合は、

後日返済に使う可能性もあるので、

そのまま保持してもらったり、

カード会社が返還不要という場合

などは、返還しないこともあります、

 

それはともかく、普通は、

磁気テープ部分や

ICチップ部分にハサミを入れます。

 

その辺を巧みにかわして

ハサミを入れるという発想はなかったですね。

 

ただ、例えば、ネット購入や

電話購入でも、カード番号のほか、

有効期限とセキュリティコードを

入力すれば、購入できてしまうわけで、

この場合は、ハサミは効力を持ちません。

 

そう考えると、自ら債務整理を

依頼する場合(この場合は、

受任通知によりカードは失効する)

以外は、やはりカードを他人に

渡すのは危険、ということになります。

 

なお、今回記事のように、

警察官が代わりに破棄したり、

自らが犯罪に使っていないのに

持って行くようなことはありません。

 

この辺はどうかお気を付けください。

 


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