タイトルがかなり過激ですが、
私が申しているのではありませんので、
念のため。今日ご紹介する
こちらの記事のタイトルなんです。
SIerはプロ失格、何でも客のせいに
する奴隷根性を改めよ
木村 岳史 日経クロステック/日経コンピュータ
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00148/071700126/
(今回、いつもより少し長く引用しますが、
よろしければぜひ、上記サイトから、
全文お読み下さい。
他の職業にも通じる話が
書かれています。)
そう言えば最近、読んだ瞬間に
腰を抜かした話が報道されていた。
2020年9月から始まるキャッシュレス決済の
ポイント還元策「マイナポイント」で、
パソコンから手続きをしようとすると、
米Microsoft(マイクロソフト)の
Webブラウザー「Internet Explorer(IE) 11」
しか使えないというのだ。
⇒たしか、税務署のe-Taxも
そうだった気が……
マイナポイントはマイナンバーカードの
保有者を対象に、キャッシュレス
決済で買い物をすると最大5000円分の
ポイントを付与するという施策。
マイナンバーカードの普及のため
「国民を利で釣る」典型的な策だが、
それがこの始末だという。
⇒今度始まります。以前紹介しました。
「マイナポイント」どれ選ぶ?
PayPay・Suica・WAON、
還元額に大差 各社まとめ
https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12609018099.html
いやぁ驚いた。しかも同じようにIE 11しか
使えない政府系のWebサイトが他にも
幾つかあるらしい。今回の新型コロナ禍では
例の「自動販売機の中に人がいた」
事件をはじめとして、政府系・公共系の
システムの惨状を数多く見せつけられたので、
大概のことでは驚かなくなっていたが、
これは本当に腰を抜かした。
⇒私の知らない世界が
まだまだありそう……
官僚の担当者は、しばらく前から
米Google(グーグル)の「Chrome」が
Webブラウザーの圧倒的なトップシェアを
握り、マイクロソフトのWebブラウザーも
「Edge」に世代交代していることを
ひょっとしたら知らなかったのかもしれない。
⇒う~ん、そこまで世間知らずなのか?
どうなんでしょう?(後ほど参考記事紹介)
だが、開発や運用を請け負ったITベンダーが
知らないわけがあるまい。なぜ改修の必要性を
強く提案しなかったのだろう。
提案していたとしても、なぜIE11しか使えない
状態のまま、マイナポイントの手続きに
向けた改修を請け負ったのだろうか。
⇒ごもっともです。
それとも、官僚さんが頑として
受け付けないのか?
平たく言うと、客を説得することぐらい
できるだろ!ということだ。そう言うと、
「いやいや、お客さまに何度も申し上げた
のだが、聞き入れてもらえなかった」
などという言い訳が返ってくる。
だが、本当にそうか。このまま何の役にも
立たないゴミのようなシステムが
出来上がってしまうのなら、SIerは全力を
挙げて客を説得しなければならない。
IT部門でらちが明かないのなら、
SIerの経営者が客の経営者に会って
説得すべきである。「お客さまに寄り添う」
と言うのなら、なおさらだと思うぞ。
⇒こちらもごもっともです。
他の職業でも、そうあるべきです。
(参考記事)
デジタル政府、「IE縛り」急所
情報漏洩の守りに不安
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61372400Q0A710C2EE8000/
(途中から要会員登録)
……ということで、こちらは会員限定記事
なので、引用は控えますが、
政府のIT化、お寒い限りです。