こちらの記事の解説です。
年金保険料を払わないと
絶対に大損する理由
https://diamond.jp/articles/-/242372
私も一応、本物の社労士でもありまして、
だからというわけではありませんが、
やはり年金保険料は払った方が
良いと思います。
1 公的年金は、老齢年金のほか、
障害年金、遺族年金もあります。
いわば掛け捨てで、これらにも
入っている、と考えてもよいと思います。
最低、過去直近1年分(納期限ベース)に
保険料未納が無ければ、
これらの受給対象になり得ます。
(あるいは、過去に3分の2以上の
保険料が納付されている
……本当はこっちが本則ですが。)
経済的な事情で支払えない場合は、
免除(全額・一部)措置などがあります。
これらの手続をすれば、上記年金では
「支払済」の扱いになります。
(老齢年金では、例えば、
全額免除の期間分は年金額が
半額となります。)
放置したまま未納では、
万一の際、これらの年金が
もらえなくなります。
2 年金財政が破綻するのではないか?
将来はもらえないのではないか?
とおっしゃる方がいます。
「だから民間の保険の方が良い」
とおっしゃる方もいます。
でも、政府がやっている制度が破綻?
ということが、もし本当に起きたら、
その時の経済はボロボロです。
おそらく、金融機関や保険会社も、
それ以前に支払不能か倒産状態です。
そして、年金はこれまで一度も、
滞ったこともありません。
もちろん、少子高齢化が進み、
経済も停滞状態であれば、
年金額が減っていくかも
しれませんが……。
これらを考えていけば、
まず、公的年金の手当
(保険料納付か免除手続)をして、
それでもまだ余裕があるとか、
年金だけでは将来が不安という方は、
追加で民間の保険などに入るべき
と思われますが、いかがでしょうか?