ここはどこでしょうか?

結構大きな門構えですが。

樹がうっそうと生い茂ってますが、

ちなみに東京都区内です。

 

もう少し引いてみます。

赤色灯を付けた大型車がいます。

お巡りさんが警備してる?

 

クイズにしても良いのですが、

賞品が用意できないもので(笑)。

 

実は、昔は高松宮邸

呼ばれておりました。

 

ただ、若い方ですと、もう

高松宮様と言っても、

分からない方も多いかもしません。

(私自身、それほど詳しくは語れませんが、

ただ、それなりに記憶はあります。)

 

そして、今年3月31日より

上皇・上皇后両陛下のお住まいとなり、

仙洞仮御所(せんとうかりごしょ)

となった……そうです。

 

なお、元々は、熊本藩細川家の

下屋敷跡地の一部だったそうです。

(実は、結構Wikiの孫引きで書いてます。)

 

今の皇居は元々は江戸城ですし、

また、赤坂御用地(東宮御所はじめ

皇族方のお住まいや、園遊会なども

行われる庭園がある)も、元々は、

お隣の迎賓館共々、紀州徳川家の

上屋敷(紀州藩赤坂藩邸)

だったそうです。

 

さて、京都旅行をされた方の中には

仙洞御所というところを見学したことがある、

という方がいらっしゃると思います。

 

実は、京都御所のお隣に位置していて、

私も以前、両者を見学したことがあります。

 

私も今回はじめて知りましたが、

仙洞御所という名称は固有名詞ではなく、

「譲位した天皇(太上天皇・太上法皇・上皇)

の御所」の意味なのだそうです。

 

そのため、京都の方は、

京都仙洞御所と改称されたそうです。

 

余談ですが、東京の皇居や、

京都の京都御所、京都仙洞御所、

桂離宮、修学院離宮は、原則、

宮内庁に事前申し込みの上、

見学ができます。

https://sankan.kunaicho.go.jp/index.html

(ただし、コロナ関連で普段と異なる

取り扱いがあるかもしれません。)

 

京都仙洞御所、桂離宮、修学院離宮は、

素晴らしい庭園ですし、

申込制なので極端に混まないので、

京都旅行の際は、計画に入れられても

よろしいかと思います。

 

京都御所は庭園ではありませんが、

長い間御所があった場所で、

正式には東京への遷都の

法的根拠はなく、今でも現役の御所、

という話もあるくらいですが、

歴史の勉強として見学するのも

悪くないと思います。

 

皇居の方は、東御苑と呼ばれる地区は

予約不要で中に入れます。

天守閣跡や、忠臣蔵で有名な

松の廊下跡などあります。

休園日や入園可能時間など

の決まりがあります。)

 

それ以外の宮殿などある地域には、

上記の事前申込、または当日申込みが

必要です。(結構外国人が多いです。)

 

さて、東京の方に「仮」が付いているのは、

その名のとおり、あくまで仮住まいなのだそうで、

これから今は赤坂御所にお住いの

天皇陛下が皇居に移られ、

それから赤坂御所に上皇陛下が移られ、

今度はそこが仮ではない仙洞御所

になる、ということのようです。

 

それはともかく、私は御所にお呼ばれ

したのではもちろんありませんし、

ここには見学制度はありません。

ただ、以前からこの近辺は

時々通っておりました。

 

ここは、京急と都営浅草線の泉岳寺駅

(忠臣蔵義士の墓がある泉岳寺最寄り駅)と

メトロ南北線・都営三田線の白金高輪駅

中間くらいにあります。

 

白金高輪の方が、図書館、ホール、

港区役所支所などが集まっていて、

時々行くのですが、

私は京急沿線なので、

何度か乗り換えて白金高輪駅に

行くよりも、多少歩きますが、

泉岳寺駅まで行く方が簡便なのです。

 

(15分くらい歩きますが、ただ、

白金高輪の方が高いところにあり、

泉岳寺からだと坂を上ります。

暑いときはちょっとしんどいです。)

 

実は初めて通った時は突然、

都内にしてはかなりの敷地の

お屋敷らしきものが現れ、

「ここはなに?」と思って、調べたら、

旧高松宮邸だったことが分かりました。

 

(なお、付近の小学校やマンションなども、

元々はここの敷地だったそうです。)

 

で、無人の頃は警察官の姿は

ありませんでしたが、

その後、仙洞仮御所となることが決まってから、

工事のためのプレハブが正門部分の脇に

建てられたりしていました。

 

そして今は、正門や、敷地を囲む道路の

四隅あたりに警察官が警備しています。

(写真も了解を得て撮りました。)

 

私は横浜の住民なので、

東京には用が無いと出向きませんが、

結構緑の多いところや、

江戸時代を偲ばせる場所があります。

 

ということで、色々脱線しましたが、

仙洞仮御所とそれにまつわるお話でした。

 

 


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