ラジオのニュースで
「ホーモントー」のご注意を!
と言っていたので、何それ?
と思いましたら、「訪問」に「盗(む)」です、
と漢字も解説してくれました。
NHKサイトによると、こういう手口だそうです。
外出自粛で在宅高齢者狙う
「訪問盗」が増加 注意呼びかけ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200328/k10012354711000.html
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200328/1000046283.html
(どちらもほぼ同じ内容のようです。)
少し前の日付で、もっと詳しい
ものもありました。
狙われる在宅高齢者 「訪問盗」に
警戒を 感染拡大で相次ぐ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200321/k10012343271000.html
(最後部分が重要なので引用します)
「世の中で起きているさまざまな現象に
合わせた犯罪というのが出てくる。
役所の職員を装って
『新型コロナウイルスの検査を無料でします』と、
家を訪ねてくるケースも出てきてもおかしくない。
ウイルスの感染を防ぐために
自宅で待機している、こういうときだからこそ、
生活の中で防犯を考えていくことが重要だ」
としています。
そして、具体的には、1人で家にいる場合は
玄関のドアをすぐに開けないこと、
やむなく開ける場合はドアチェーンなどを
した状態で全開にしないこと、訪問してくる
人に対して軽率に対応せず、
社員証などの確認をしっかり行うこと、
などと注意を呼びかけています。
私は恥ずかしながら「訪問盗」
という言葉を知りませんでした。
検索してみると、最近の造語ではなく、
以前から使われていたようで、
2013年のアメブロ記事が次にヒットしました。
別ウィンドウでは↓
https://ameblo.jp/photosmile88/entry-11505760267.html
さらに、2008年のPDFチラシも。
(宇部警察署作成のもの)
http://www.eng.yamaguchi-u.ac.jp/42student/news2008/39.pdf
要は、訪問客を装い、
あれこれ会話しているうちに、
共犯者が盗みを働く、という手口のようです。
留守中の空き巣には用心しますが、
在宅中に盗みを働かれるというのは、
盲点かもしれません。
もちろん、盗み以外にも、強引な訪問販売や
詐欺商法などもありますから、
インターフォンやドアチェーンを使って、
むやみに中に入れない、
怪しいと思ったら会話を打ち切る、
などして頂ければ、と思います。