下記の記事を見つけました。
結構「目からうろこ」の内容です。
また、中には「悪徳商法の手前」
みたいな話もあります。
退職金に限らず、投資話などにはご注意を!
退職金を受け取ったら、
絶対にやってはいけない3つのこと
ライフ・社会 老後のお金クライシス!
深田晶恵 2020.3.19 5:10
https://diamond.jp/articles/-/232185
いつも申してますが、できれば、
リンク先から全文をお読み下さい。
退職金運用の間違い(1)
「オリンピックが終わったら
直後に売る」と言った人
→全力で「買ってはいけない」
とアドバイス
⇒いきなり来ました!
以下、理由も書かれています。
買ってはいけない理由は3つ。
1つ目に、その投資信託は手数料が
高いものだった。投資のもうけの足を
引っ張るのは手数料だ。
⇒投資信託は、手数料が高いもの、
結構多いのです。たとえ、
運用実績が悪くても、取られます。
2つ目に、テーマ型ファンドは
そのテーマが旬ではなくなったとき、
売る人が多くなり、値下がりする傾向にある。
オリンピックが始まる前に
ピークを迎える可能性もあるのだ。
⇒これは勉強になります。
3つ目は、値動きのある投資商品の
売却時期を(最初から)自分で
決めてはいけないから。
⇒日頃、情報収集を怠らずして、
生き馬の目を抜くくらいでないと、
ということでしょうか?
退職金運用の間違い(2)
定年時に住宅ローンが残っている。
退職金を投資で増やしてから、
繰り上げ返済するつもりと言った人
⇒なぜダメなのでしょうか?
→借金は「確実なもの」、
運用は「不確実なもの」。
不確実なもので借金返済計画を
立ててはいけないとアドバイス
⇒ということだそうです。さらに……
投資で増やしてからと考えずに、
60歳以降の支出の見直しなど
生活設計を立てるのが先決。
一部を繰り上げ返済し、返済額を減らしたり、
完済期間を早めたりする方法も
あるとアドバイスした。
⇒投資でいくら増えるのか?
そもそも増えるのかは、
計画できませんよね、たしかに。
もし、この質問者が退職金の全額を
投資につぎ込んでいたとすると、
今回のコロナショックで投資資産は
大きく目減りする事態になっているだろう。
⇒世間を賑わした悪徳商法なんかにも、
全部つぎ込んでしまった人がいます。
悪徳商法で無くとも、リスク分散は
考える必要がありそうですね。
住宅ローンに限ったことではないが、「
退職金はまず投資で増やしてから
使い道を考える」のは
論外であることを覚えておこう。
⇒「論外」とまで言われています。
退職金運用の間違い(3)
インデックス投信をいくつか
組み合わせたらリスクはないですよね?
→株式投信なので、リスクは大きい。
まとまった金額で投資をするのは避けたい。
⇒聞き慣れない用語を知ったかぶり
するのも危険です(自戒を込めて)。
セミナーでは「投資デビューをしたいなら、
まとまった金額で一度に
投資をしてはいけない」
「投資のもうけの足を引っ張るのは手数料。
手数料の安いインデックス投信を選択肢に」
と話したところ、なぜかその質問者は
「手数料が安い=リスクが少ない」
と受け止めたようだ。
⇒この辺は、専門家が一般人に話すときに、
気を付けなければならないところかも、です。
専門家なら当然わかっている用語でも、
一般人は知らなかったり、別の解釈
(特に自分に都合の良い解釈)を
している場合もあります。
(なお、別に、この記事の著者の話ぶりが
悪いとは申してません。
直接聴講しておりませんし。)
運用の世界で「リスク」とは、
値動きの大きさのこと。
株式のように値動きが大きい
投資対象を「リスクが大きい」、
債券のように値動きの幅が
小さいものを「リスクが小さい」と言う。
⇒「ハイリスク・ハイリターン」
なんて言葉もあります。
大失敗しないためにはいくつかの
ポイントを押さえてほしい。
⇒以下、重要事項がまとめられています!
◆まとまった金額で一度に投資しない。
相場環境は思った通りにならない。
手元にまとまったお金があったとしても、
時期をずらして少しずつ買っていくか、
積み立てをするのがいい。
⇒思った通りになるなら、
必ず儲かります(笑)。
若い世代なら、買った後にさらに
大きく値下がりしても、「待つ時間」はあるし、
毎年の余裕資金で貯蓄を
増やしていくことも可能だ。
しかし、定年後は原則として
「収支トントン」か「貯蓄取り崩し」の生活になる。
若い世代のように値上がりするまで
長い時間をかけて待つわけにはいかないのだ。
⇒そうですね、これも重要ですね。
◆金融機関に絶対に相談しない
銀行も証券会社も「手数料ビジネス」だと
いうことは肝に銘じておこう。
⇒これ、最重要、かもしれません。